【妊娠・出産について その2】

いよいよ出産日も決まり、週明けに入院です

診察日とその翌日は
夜中に結構な腹痛に襲われ
「ああ、これが前駆陣痛ってやつか」
と眠れぬ夜を過ごしました

2月2日(金)
痛みで睡眠不足でしたが、昼間には痛みが引き、お昼寝したり、入院準備の最終確認をしたりして過ごしていました

この日、夫は飲みにいく約束をしていましたが、念のためキャンセルして仕事後すぐ帰宅してくれました
たまにくる痛みで食事の用意も出来なかったので夜ごはんに松屋の牛丼を買ってきてもらいました

牛丼を食べたら、お腹の痛みが1段階上がったような感覚がありました
なんとか痛みのないタイミングでお風呂に入り、さらに痛みが規則的になってくるような気がしました

「あれ、これは陣痛がはじまっているのでは…?」

一応、痛みの間隔を陣痛アプリに記録していましたが、20時時点で7分から10分くらいの間隔

まだ呼吸を整えれば我慢できるくらいの痛みですが、念のため産院に電話をしました

看護師さん「陣痛はじまってるかもしれないから、間隔が5分切るようだったり、耐えられないような痛みがあったりしたら来てね」

私「わかりました!」

看護師さん「あと、日付が変わる0時前に入院となると、1日分余計に入院費がかかります。もちろん痛かったらそんなことは気にせず来てね」

とのことで、ケチな私は「少なくとも日付が変わるまでは耐えよう」と考えました笑

また、あまり早くに行って「一度おうちに帰ってね」と言われるのは避けたかったのもあります


この時点で本来の入院日(週明け月曜日)までもつことはないなと自覚し、無痛分娩は諦めました笑い泣き
この産院では平日の9時から17時までしか麻酔科医がおらず、今回金曜の夜に陣痛がきたので、朝まで陣痛がだらだら続いたとしても無痛をしてもらうことは出来ないのです

普通分娩が確定し、一体ここからどれだけ痛みが続くのだろうかと震え上がりました

間隔も5分を切り、息を殺しながら痛みに耐え、23時45分にタクシーで産院に向かいました

ジャスト0時

助産師さんに診察してもらい
「うん、子宮口も開いてきてるし入院だね」と言われ、あれよあれよと手続きをして夫とともにLDRで待機しました

夫と「今日飲むのキャンセルしてよかったわ」と安堵しました

ほんとそうだよ、こんな時に酔ってたらやばかっただろうね

※飲みの予定は、私が「産後は忙しくなっちゃうだろうし、行ってきていいよ」といってありました…が、今考えると出産間近で飲みの予定は入れない方がいいと夫と共に反省しております

助産師さんは朗らかに「朝くらいには産まれるかなニコニコ」と言いました





え!?朝!!!??
それまで少なくとも5~6時間この痛みと付き合うの?



と夫と顔を見合わせました真顔



初産は時間がかかると言われてますし覚悟はしていましたが、麻酔ナシでの出産が決定的になり、すっかり弱気でした笑

基本的に陣痛に耐えている間は、夫と2人きりです

夫とは「朝までかかるのかね」と談笑しながら、お互い長期戦を覚悟して体力をなるべく温存しました


0時ピッタリに入院し、一時間ほど経った頃にまた明らかに痛みの段階がアップしました
痛みに襲われた瞬間に全集中して息を整えないと声をあげてしまうレベルですゲロー

そのとき「パシャッ」と股からぬるい液体が出た感触があり「破水か??」と助産師さんを呼びました

「破水しましたね!子宮口も全開近いので、お産の準備に入ります」と事が進んでいきました


されるがままにベッドも自動でお産の体勢になり、お医者さんもいつの間にか来てくれて「次の波でいきんで!」とはじまりました


入院から2時間後の午前2時過ぎに、無事に我が子は生まれました


朝までかかるという見込みだったので、あっという間に感じました


色々なケアをしていただいたり、写真を撮ったりして私も夫も興奮状態でしたが、朝方に夫は帰宅し、私も体を休めるため病室へ

赤ちゃんは次の日から同室です



無痛分娩は叶いませんでしたが
スピード出産&安産でした
15万円ほど浮きましたが、深夜料金+休日割増代はかかりました


こんなに安産でも、股は座れないほど腫れて痛いし、貧血と寝不足でふらふらでした

出産直後のトイレは看護師さんが付き添ってくださり、用を済ませましたが、病室に戻ってからの1回目のトイレで目の前が真っ暗になり、しゃがみ込みながら倒れました

お産を控えている皆さん!産後のトイレは(2回目以降も)気を付けてくださいね

私の場合、倒れてすぐに少しずつ意識がハッキリしてきたので大丈夫でしたが、もしバタッと倒れていたら大事になっていたかもしれません

「ん?」と思ったらすぐにナースコールしてください!!


そんなこんなで運が良かった&赤ちゃんが出てくるのが上手だったので、負担の少ない1回目のお産でした

 

(わかりやすくするため曜日は正確ですが、出産日付はフェイクです)