【就活地獄その10】

さて、ざっくり就活を振り返る記事を書きました

10年以上前の話なので細かいところは覚えておりませんが、実際にあったことです

甘ったれた大学生の就活話なのですが、
それまで挫折という挫折を味わったことのなかった私にとって本当に辛く苦しい就職活動でした

目立つことが苦手で自信の無い私は、当然就活における自己PRにも苦戦しました

よく通販番組やカタログを手本にして自分を魅力的に見せると良い、と聞きますが
「私のアピールポイントって???」と疑問に思いながらの就活でした

企業も何千もの就活生を選別しなくてはならないので
ある程度の学歴フィルターも理解できますし、目立たないどこにでもいそうな学生をわざわざ選ばないよな~とも思います
だからこそアピールできるストロングポイントを持つことは大切なんです
わかってはいるんです

ところが、そもそも面接の機会さえ与えられないのでアピールすることもできませんでした(負け惜しみも入ってます笑)

ずっと就活して不採用通知を受け取っていると、だんだん人間性やこれまで生き方、私という人間を否定された気になります


電車に乗っていても、周りのこの人たちはみんな働けているのに、なんで私は向こう側にいけないんだろう…と見かける人々を羨んだり

誰も自分を必要としれくれない、私って生きる価値あるのかな~なんて思ったり

人によっては私のことを「とても甘い」と感じるでしょう
打たれ弱いのです

辛くて「なんかもうこのままいなくなりたいな」と思ったこともあります
こころが弱りきっているときって、「私が居なくなったら悲しむ人がいる」…なんて考える余裕もないんですよね


前にも書きましたが
両親の支えや「帰る場所がある」という思いでなんとかやってこれました

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いま、就活中の方いや就活関係なく辛い最中の方
誰が何と言おうと辛いですよね、その辛さを否定することはないんです

こころの痛みって人それぞれ、感じ方もそれぞれです
自分の痛みを認めてあげて、自分を慰めてあげてください

否定してくるやつのことなんて考えなくていいんです

本当にしんどいと何の気力も湧きませんよね
悲しいこと、悔しいことがあっても、そこから違う感情(怒りなど)に変換するパワーもない

「消えたい」って思うかもしれない

私は辛いとき
今日をなんとか生き延びよう
息を吸って吐いて「生きる」をしてるだけで、えらい!と限りなく「自分褒めハードル」を下げました

そして

ああ、ハンターハンターの最終回を見るまでは死ねない
もっと美味しいものを食べよう
まだ行けてなかった場所がある

そんな「〇〇したい」の欠片を集めて
明日も生きていこうと考えてました

死なないで なんて軽はずみなこと言えません
だって生きていると想像を絶するような辛いこと理不尽なことってたくさんあります
病気などで「死ぬほど苦しい」思いをしている人もいます
(実際、死によって痛みから解放されるというケースもあります)

生きていれば必ずいいことある なんて保証もありません
頼れる身内や知り合いがいない
信用していた人に裏切られた
という人もいると思うのです

結局自分の命をどうするのかって自分次第です

だから、どんな些細なことでもいいです

・ステーキ食べたい
・来年公開予定の映画を見たい
・髪の毛切りたい

それらをかき集める
それが、あしたのもとになると思うのです

その積み重ねで1日1日を生きていく


ブログ名はそんな明日を生きるきっかけになればいいなと願ってつけました

好きなこと、おいしいこと、楽しいことで満たされるのって幸せですよね


いまも街で不安そうな顔をしてリクルートスーツを着た就活生を見かけると心臓がギュッとなります

どうか皆さまが幸せな明日を生きられますように

読んでくださり、ありがとうございました