【就活地獄その8】

面接3つ目のB社は、
とても興味のある業界の事務

ここは、面接が1回のみ

担当部署の課長とその部下の方との2対1の面接でした

私の趣味に関わる業界だったので
緊張せず、自分のことをペラペラ話していたら
あっという間に面接は終わりました

面接の終わりに
他に受けている企業はあるかと聞かれ

「今現在、2社からの返答待ちです」と答えました

面接は、面接というより雑談という感じで

終始和やかムードでした

無事に3社の面接を終えました

ほとんど面接の経験を積めていなかった私でしたが「結構穏やかに話すことができたな」と感じました
(カチコチになって用意した答えを言う感じではなく、目上の親戚や学校の先輩と話すくらいのイメージ)


そして、電話が鳴りました

健康保険組合からです

「もしもし はなこ様ですか
ぜひ一緒に働いていただきたく
お電話させていただきました」



なんと、内定が出ました



はぁ~~~ここまで長かった
とてつもなく長かった
やっと内定をいただけた

電話しながら力が抜けていくのがわかりました


のどから手が出るほど欲しかった

「内定」

それをもらえたわけですから
興奮して思わず「はい!御社にいきます!」と
言ってしまうところでした

ただ冷静にならなくてはなりません

私は、B社(興味が高い業界)が第1希望だったのです


なんとか衝動を抑えて

「御社の他にも並行して受けているので、回答をお待ちいただけますか」

と伝えました

電話口の相手が、少し戸惑ったように感じましたが

「わかりました、3日お待ちしますので、それまでにお返事ください」

と言われ、了承して電話を終えました


うおおおおお!内定が出たー!!!!
とりあえずは、無職でなくなる!!!!
やったー!!!!

純粋に嬉しかったです

一方で冷静な自分もいました

3日しか待ってくれないのか
一般的にどれくらい待ってくれるもんなのだろうか
内定をもらったことのない私にはわかりませんでした

先方にも事情があるし、新卒採用とは別のスケジュールで動いているのかもしれないので、返事を急いでいたのかもしれません

3日以内に、本命のB社から返事来るかな…と不安になりました


しかし、その心配は無用でした
その日のうちに本命から電話がきたのです