「知っているからこそ」伝えたい


どんなに大切なことでも、
相手が「聞きたくない」と感じてしまったら届きません。


今回は、
・なぜ 伝えたいのに伝わらなくなるのか
・どうすれば大切なことを“受け取りやすく”伝えられるのか


を分かりやすくまとめました。





■「口うるさくなる」のには理由がある


家族に医療関係者がいる方が
「健診行った?薬ちゃんと飲んだ?」
って、口うるさく言われるんだよね〜
と話していました。


専門家だから…と片づけることもできますが、
それだけではありません。

その裏にあるのは、“知っているからこその心配”

  • 体調を崩したときの大変さを知っている

  • 苦しむ姿を見たくない

  • 大切な人に困ってほしくない

だからこそ、つい口うるさくなってしまうんですよね。

ふわっちが子育てについて発信している気持ちも、まさに同じです。



■日々の生活には「土台」がある 


日常生活に必要な〇〇(力・経験)が不足すると、

  • 困りごとが増える

  • 気持ちが不安定になる

  • 生活そのものが苦しくなる

ということが起こります。

これは
「ポジティブでいれば大丈夫」という情緒の問題ではなく、
心穏やかに過ごすための“生活の基盤”があるかどうか という話。


そして、
窮地に陥ってから気づいても取り戻せないことは多いもの。

だからこそ
予防の視点 が大切なんです。

健診が早期発見・早期改善のためにあるように、
ふわっちも “予防保育” を広めたいと思っています。



■「伝えたいのに伝わらない」原因の多くは2つ 


大切なことを伝えようとしても、
“言葉が届かない”“反応が悪い”と感じることがあります。

その背景には、こんな理由があります。

① 言葉の理解や先読みの力が不足している

  • 意味がつかめず右から左へ抜けてしまう

  • 注意や助言として受け取れない

  • “聞く耳”がまだ育っていない

② 信頼関係が十分にできていない

  • 心を開ける相手からの言葉でない

  • “良い情報をくれる”という意識がない

  • 心が安全ではないと、言葉が届かない


■どうすれば伝わりやすくなるか 

【1】力が不足しているとき

言葉で説明しても通じにくいので、

  • 短く・簡潔に、ポイントだけ伝える

  • 行動で経験させ、繰り返し積み重ねる

ことが効果的です。

理解が追いつく前に言葉攻めをすると、
ますます受け取りづらくなります。



【2】信頼関係が弱いとき

信頼は「必要なときだけ関わる」では育ちません。

  • 一緒に楽しむ

  • 一緒に笑う

  • 成功やよろこびを共有する

こうした“何気ない時間”が、
心が繋がる土台になります。



【3】同じことを繰り返し言わない

何度も言われると、人は

  • 「聞き飽きた」

  • 「また言われてる」
    と思い、心の扉を閉ざしてしまいます。

教え込むよりも、“自分で気づけるように導く”こと。
これが、主体性を育てる一番の近道です。



■「大切なことを身につける」とは 


大切なのは、
自分で気づき → 自分からやってみようとして → 自分でできるようになること。


できないことがあるのは悪いことではありません。
ただ “厄介な存在” となってしまうと、
穏やかな生活から離れてしまいます。

  • できないことは助けてもらっていい

  • できることは人の役に立てる

そんなふうに積み重ねていくことが、
その子(その人)の生きやすさを作ります。



■何を優先して身につけさせればいいの? 


何を教え、どこから育てればいいのか。
その優先順位やポイントは、ふわっちの

「そなえたい10のコト」

にまとめています。

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必要な方はぜひ受け取ってくださいね。


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