【こどもの声、きいてますか?】
日々の生活に追われていると、
家庭での会話はいつの間にか 「アレ取って」「早くして」 などの指示語だけになりがちです。
そんな中で子どもが
「今日ね…」
と話し始めても、つい家事や仕事の手を止められず、聞き流してしまうこともありますよね。
でも、実はこの“なんでもないひとこと”が、子どもの心を育てる大切なきっかけになります。

◆ 日常のひと言こそ、子どもの心を育てる
子どもにとって、特別な相談よりも、
日常の会話の積み重ねが安心感につながります。
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好きなこと
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今日あった出来事
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ふと思った気持ち
これらを受け止めてもらえることで、
子どもは「話していいんだ」「聞いてもらえるんだ」という安心感を持つことができます。
子どもの言葉は、心の扉をノックする小さな音です。
そのノックを受け止めることは、相談しやすい関係づくり にも大きく影響します。
明るい未来の扉を開けるためのステップです🎀
◆ 何でもない日常会話が大事
「相談できる関係」を育てる土台
困ったときに相談できない人ほど、心が苦しくなることがあります。
だからこそ、日常のやり取りの積み重ねがとても大切です。
何気ない会話の中には、本人が気づいていない小さな変化やサインが隠れていることもあります。
大人がそれに気づき、適切に受け止めてあげられることは リスク回避 にもつながります。
◆ 声を聞くための大切なポイント
1. 幼いうちから話しかけ、話せる状態をつくる
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会話が成り立ちにくい 幼いうちからたくさん話しかける
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言葉の意味だけでなく、 概念や仕組みも理解できるような経験にする
感情の名前と身体の状態を一致させるために、 多くの経験を重ねる
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子どもが安心して話せる環境をつくる
こうした基盤があることで
①子どもは自然に自分の気持ちを言葉にすることができ
②大人の声を受け止める準備が整います
2. どう受け止めればいい?
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言葉だけでなく、 その裏にある気持ち を読み取り、言葉にしてあげる
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マイナスやネガティブな感情は、
「そう感じたんだね」と 感情を認める ところまで
(過度な共感は避け、安心感を与える)
3. 忙しい時はどうすればいい?
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「ごめんね。今は〇〇しているから、後でゆっくり聴くよ。待っててね。」と伝える
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その後は必ず、「待っててくれてありがとう」 と声をかけ、丁寧に聴く時間を確保する
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今しか見られない瞬間(積み木の塔など)は、タイミングを優先する
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後でもいい話か、今しかダメな話かを見極めることが大切
4. 「聞いてるのにうまくいかない」よくある理由
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最後まで聞かず途中で口を挟んでしまう
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頷き・目線・表情など、“聴く姿勢”が不十分
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「そうなんだね」とオウム返しで、聞いていることを言葉でも伝える工夫などが不足している
◆ 日常会話を大切にすることで育つもの
日々の短いやり取りの中で、子どもは
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自分の気持ちを言葉にする力
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他者と関わる力
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安心して相談できる信頼感
を少しずつ育てていきます。
声を聞くためのポイントを意識し、日常会話を丁寧に重ねることは、
子どもの未来を支える大切な基盤になります。
もっと知りたい方は、お話し会や交流会、オンライン講座、カウンセリングで、
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