大人の自己肯定感が子育てに影響する
お花の試験の時、緊張で手が震えてしまったという受験生がいました。
自信や自己肯定感が安定せずに挑むと、身体がこわばったり良くない反応して、本領発揮し難くなりますよね💦
保育や教育の現場では、
サポートする側の自己肯定感が下がると、子どもの力も引き出しにくくなる。
だからこそ大切なのは、
「育てる人自身の心を整えること」。
今日は、「育てる人」が自己肯定感を守るためのヒントを
改めて考えてみたいと思います。

🌿自己肯定感を「育てる」と「守る」はちがう
「自己肯定感を育てる」というと、
“新しく身につけていくもの”のように思われがちですが、本来、自己肯定感は誰もがもって生まれてくるものです。
一方で「守る」というのは、その自己肯定感が傷ついたり、揺らいだりしたときに、自分を支え直す力を働かせること。
つまり、
🔸「育てる」= “自分らしさ”を発揮していく力を伸ばすこと。
🔸「守る」= “自分を信じる力”を保ち続けること。
この どちらも必要で、
この2つがバランスよく存在することで、安定しながら、より良い未来を目指すことが出来ます✨
🌼子どもの自己肯定感は「大切な人との関係」の中で育つ
子どもの自己肯定感は、
自分にとって大切な人から、ありのままの自分を受け入れてもらえる経験の積み重ねで育ちます。
それは「何かができた」「褒められた」という結果よりも「何もなくても、あなたが大切」という関係性の中で静かに根を張るものです。
けれども、社会に出るほどに、
「できること」「成績」「努力」「成果」といった価値観が求められるようになります。
そうした“社会的な評価”と“本当の自己肯定感”は、まったく別のものです。
本物の自己肯定感が育っていないと、
子どもは「頑張ることでしか自分の価値を感じられない」状態になります。
頑張れている間は、周囲の評価も高く、
一見、健やかに成長しているように見えます。
けれど、頑張りの限界がきた瞬間に、
「もう自分には価値がない」と感じてしまい、
立ち直れないほど崩れてしまうことがあるのです。
🌷自己肯定感は伝染する
だから、まずは大人が自身の自己肯定感を大切にすること。
大人が自分を責めずに関われると、子どもは「失敗しても大丈夫」という安心が育ちます。
つまり、
大人が自分の自己肯定感を“守る”ことが、子どもの自己肯定感を“育てる”土台になるのです。
“いい先生”“いい母親”よりも、
“笑顔でいられる自分”でいることが、
子どもにとって何よりの安心に繋がります。
🌸自己肯定感を守る3つのヒント
①「できていない」より「やってきた」に目を向ける
「まだまだ」「もっと頑張らなきゃ」と思うのは、それだけ子どもや周りを大切にしている証拠。まずは“できていない”より、“続けてきた自分”を認めてあげてください。
②比べるのをやめて、「自分の歩幅」を大切にする
他の家庭、他のクラスと比べるほど、自分も子どもも苦しくなります。
比べるなら、昨日の自分。
“少しでも成長できた”と感じる瞬間を積み重ねることが力になります。
③“ありがとう”を素直に受けとる
ほめられると「いえいえ、そんな」と謙遜してしまう人も多いですが、それは自分の努力を打ち消してしまうこと。
「ありがとう」と受けとることで、自分を認める力が静かに育ちます。
🍀さいごに
人は誰かを支えようとするとき、同時に自分の心も整える必要があるということ。
育てる人が笑顔でいることは、
決してわがままでも甘えでもなく、
“育ちを支える力”の一部です。
今日もどうか、自分を少しだけ優しく扱ってくださいね🌷
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