「これでいいのだ」でおなじみのバカボン。
実はこの言葉、仏教用語の「薄伽梵(ばぎゃぼん)」=お釈迦様の尊称が由来ってご存じですか?
すべてを受け入れる“悟りの言葉”とも言われるこのフレーズ。
たしかに、どんな出来事も「これでいいのだ」と受け止められたら、心穏やかに、前向きに生きられそうですよね🌿
でも——子育てとなると、ちょっと話が違います。
「これでいいのだ」だけでは、育つはずの力が育たなくなることもあるのです💦

🌿「これでいいのだ」vs「このままじゃダメ」
子育てに必要な“区別”とは
子育てをしていると、子どもの行動や、身近な人・社会の子育て観に、モヤモヤしたりイライラしたりすること…ありますよね。
特に出産前後は、ホルモンバランスの影響で心が不安定になりやすい時期。
そんなときに、自分の中の「こうあるべき」と周囲とのギャップに振り回されると、どんどん心が苦しくなってしまいます。
だからこそ、#バカボンのパパ や #お釈迦様 のように、現実をまるごと受け入れる“寛容さ”を持てたら、心がずっとラクになります🌸
🍀子育てで「何でもOK」では育たない
「これでいいのだ」と何でも許してしまうと、
子どもが学ぶ機会を失ったり、誤った理解(誤学習)が生まれることも。
親の心を穏やかに保つことは大切ですが、
同時に「育ちを支える関わり」も欠かせません。
💡親として意識したい2つのバランス
1️⃣ 自分の心を穏やかに保つこと
・不平不満に振り回されず、落ち着いて現状を受け入れる
・「これでいいのだ」と思えることで、安心と安定が生まれる
2️⃣ 子どもの育ちを支えること
・環境を整え、本人への働きかけを意識する
・行動そのものは善し悪しを冷静に判断し、分かりやすく伝える
🌱判断力を育てるには
昨日の投稿「#叱らない子育て」にもつながりますが、環境を整えたり、子どもに働きかけたりするには、親自身が冷静で賢い判断力を持つことが必要です。
子どもの行動の“事実”は受け入れつつ、その行動が良いのか悪いのかを分けて伝える。
これは「感情ではなく、事実と目的で伝える」ということ。
🌸親子で育てたい「これでいいのだ」の心
子どもにも、「これでいいのだ」の意味をそのまま伝えるのではなく、
**“どういう時にそう思えると良いのか”**を丁寧に教えていきたいですね。
たとえばこんなふうに——
🌿 【自分に向けて】
うまくいかなかった時や失敗した時に、
「そんなこともあるよ」「次はどうしようか」と声をかけてあげましょう。
“過程を受け入れて前に進む力”を育ててあげることが大切です。
完璧じゃなくても大丈夫。
結果よりも“挑戦した自分を認める”ことで、自己肯定感が育ちます。
🌼 【友だちや他者に向けて】
他の子の考え方や行動に違いがあっても、
「そういう考えもあるんだね」「それもいいね」と受け入れる姿勢を持てるように。
“比べずに認める”という柔軟さが、人との信頼関係や優しさにつながります。
🌸 【自分の成長に向けて】
頑張る時は「もっとできるようになりたい!」と前を向いて、人に対しては「これでいいのだ」と受け入れ、自分には「まだできる」と励ます——
そんなバランスが取れた心が育っていくと良いですね。
つまり、「これでいいのだ」は“あきらめの言葉”ではなく、
**「今を受け入れて、次につなげる前向きな心の姿勢」**なんです。
子どもにこの考え方を少しずつ伝えていくことで、小さなトラブルにも感情的にならず、
自分で気持ちを整えたり、人との違いを受け入れる力が育っていきます🌱
🔍まとめ:見極めるチカラを育てよう
「自分の心を穏やかにするためにすること」と、「現状をより良くするためにすること」。
この2つを見極めるチカラこそ、
親にも子にも必要な“生きる力”です。
感情に流されず、冷静に原因を見つめたいときには、
ぜひ**#子育ち研究所**をご利用ください。
ご自身の考えを整理したり、お子さんや周囲の方と共通理解を深めるサポートを行っています。
「#これでいいのだ」と、前向きに受け入れながらも、お子さんの“生きるチカラ”がしっかり育つ子育てを一緒に考えていきましょう🌼
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