叱らない子育てが子どもを苦しめる?!
—安心と判断力を育てる“境界の伝え方”とは—
最近注目される「叱らない子育て」。
優しく育てたいと思う保護者の方も多いですよね。
けれど実は、叱られないまま育つと、判断力や社会性が育ちにくく、学校や社会で困ることがあるのです。
この記事では、
- 	なぜ叱られないことが問題になるのか 
- 	どのように伝えれば子どもが安心しながら判断力を育てられるのか 
 を具体例とともに解説します。

1)叱られないことで起きやすいこと
叱られないまま育つと、子どもは「何がダメで、何がOKか」を学びにくくなります。
結果として、次のような困りごとが起きやすくなります。
- 	注意されるとすぐ傷つき、行動が不安定になる 
- 	社会のルールやマナーを理解するのが難しい 
- 	学校や地域でのトラブルが増える 
つまり、叱られないことが必ずしも「優しい育て方」ではなく、子どもを生きづらくさせることがあるのです。
実際にニュースでも、幼児や小学生が危険行為や事故に遭うケースの一因として、判断力の未熟さが指摘されています。
(例:誤って遊具で転倒、他者とのトラブルで対処が分からずパニックになるなど)
2)叱る必要はない?それでも伝えたい「ダメなこと」
大切なのは、叱るかどうかではなく、子どもに「ダメ」を分かるように伝えることです。
- 	どんなに幼い子でも、大人がやったらダメなことは子どもでもダメと伝える 
- 	叱る=怒るではなく、行動やルールを理解させるサインとして使う 
具体的には、次のような工夫が効果的です。
ポイント1:行動に注目する
× 「あなたはわがまま!」(人格を否定)
○ 「叩くのはダメ。叩かれたら痛いよね。」(行動を注意)
ポイント2:簡潔に伝える
幼児には長い説明は理解しづらいです。
例:「靴を投げるのはダメ。靴はここに置こうね。」
ポイント3:行動の結果を経験させる
おもちゃを投げて壊れたら、一緒に直す
→自分の行動と結果を学ぶ
ポイント4:叱った後に安心を伝える
「怒ったけど、あなたのことは嫌いじゃないよ。
どう直すか一緒に考えよう。」
→安心感と判断力を支えます
3)年齢別の具体例
- 	乳幼児(0〜3歳) 
 安全ルールを短く伝え、遊びや生活の中で自然と体験させる
- 	幼児〜低学年 
 順番や約束をゲーム化して学ばせる
- 	高学年〜思春期 
 ルールの理由を話し合い、子どもの意見も聞き、判断力を強化する
こうすることで、家庭での体験が学校や地域社会での判断力にも繋がります。
4)実際の現場から
- 	幼児:おもちゃを投げる→代替行動で学ぶ→「投げると危ない・壊れる」と理解 
- 	小学生:順番を守れずトラブル→家庭でルール体験→学校でのトラブル減少 
また、ニュースや調査でも、幼児や小学生の事故やトラブルの背景に、判断力不足やルール理解の未熟さがあることが指摘されています。
早めに「ダメなこと」を伝えることが、安全や社会適応につながるのです。
5)まとめ
- 	叱らない=優しい育児ではありません 
- 	幼くても「ダメ」を伝えることが、判断力と安心感の土台になります 
- 	伝え方と、叱った後の回復の言葉が、子どもの成長を支えます 
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