子どもの幸せを願うとき、
「夢を叶えてほしい」「強く生きてほしい」――
そう思うのは、どの親も同じですよね。
でも実は、夢を叶える力よりも大切なのが、
“挫折しても立ち直れる力”。
うまくいかないときに、もう一度立ち上がれる心の回復力こそ、
子どもの一生を支える“生きる力”になります。
今回は、娘の名前に込めた想いをきっかけに、
「崩れにくい心を育てる関わり方」についてお伝えします。

親からの最初のプレゼント
それは「名前」。
名前には、親の願いや想いが込められています。
私は娘たちに、
「そっと癒しを与えられる人に育ってほしい」
そんな願いを込めて命名しました。
そして25年経った今、
次女が友人からもらったメッセージを見て、
その想いがちゃんと届いていたことを感じました。
立派な人になることよりも、
“出会えたことを喜んでもらえる人”になってくれたこと。
それが、何より嬉しいことでした。
🌼夢を叶えることより大切な「復活できる力」
夢を叶えることを応援するのも、もちろん親の役割。
けれど、夢は努力すれば必ず叶うものではありません。
むしろ、親として本当に大切なのは、
努力しても叶わなかったときや、挫折・失敗のときに「もう一度立ち上がれるよう支えること」。
それが、“生きる力”を育てる子育てだと思います。
💡子どもの“回復力”を育てるポイント
世の中には、
一見とても素敵で優秀に見えるのに、
自己評価が低く、ちょっとしたことで崩れてしまう人がいます。
がんばれているときは評価も高く、期待に応えようと一生懸命。
でも、少しうまくいかなくなると、
比べて落ち込み、なかなか復活できない――
そんな人も少なくありません。
けれど、回復できるきっかけがあります。
それは、
自分が尊敬・信頼している人に
「できなかった自分」を受け入れてもらえたとき。
つまり、
「褒められた経験」よりも、
「どんなときに・何を認めてもらったか」が大切なんです。
✨崩れやすい人と崩れにくい人の違い(その一例)
🟢 崩れやすい人
→ 成果や結果を褒められる経験が多い
→ うまくいかないと、自分の価値まで下がると感じてしまう
🟢 崩れにくい人
→ 失敗したときや悩んでいるときに
「あなたの存在自体が大切」と受け止めてもらった経験がある
これはほんの一例ですが、
このように**「どんな関わりを受けてきたか」**の積み重ねが、
大人になってからの“回復力の差”を生みます。
🌱「心の土台づくり」がいちばんの予防
人は誰でも、落ち込んだり、つまずいたりします。
でも、日常の中で安心して弱音を出せる経験や、
失敗を受け止めてもらえた経験がある人は、
心の中に“やわらかなクッション”を持っています。
それが、崩れにくい心の土台になります。
そして、この土台づくりは、
大人になってからでも少しずつ強化できます。
つまり、
✔ 子どものうちに、信頼できる大人との関係を積み重ねること
✔ 自分の存在を認めてもらう経験を重ねること
――これらが、将来のメンタル不調の予防にもつながります。
🌸まとめ
-
親の役割は「夢を叶えさせる」ことよりも「立ち上がれる力を育てる」こと。
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回復力の違いは、“どんなときに・どんな関わりを受けたか”の積み重ねで生まれる。
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崩れにくい心を育てるには、安心して弱さを出せる関係づくりが何より大切。
-
「心の土台」をしっかりつくっておくことが、将来の心の健康を守る“予防”になる。
🌼 子どもが“自分らしく”生きる力を育てたい方へ
文字では伝わりにくい「褒め方・認め方の具体例」や
「回復力を支える日常の関わり方」については、
お話し会や個別相談で、わかりやすくお伝えしています。
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