「安心安全が当たり前」と思って過ごしていませんか?
実はその油断こそが、“平和ボケ”のはじまりかもしれません。

戦後80年の平和講演で学んだことを通して、
子どもを守る大人にこそ必要な7つの視点をまとめました。





【平和を考える|生きるチカラを育むために】

戦後80年の平和記念講演で、被爆体験を伝える方のお話を伺いました。

15歳の少女が、想像を絶する状況の中でも「生き抜こう」と必死に過ごした姿。
その強さに心を大きく揺さぶられました。


現代の子どもたちが同じ状況になったら…
どれだけ頑張れるだろう?と考えさせられます。「我慢の時代」は終わりました。

でも、どんな状況でも前を向こうとするチカラを育むことは、やっぱり身近な大人の大事な役割だと思います。


講話の最後にあった言葉も心に残っています。
「小さな平和を積み重ねれば、大きな平和になる」
家族や友人との関係を大切にしながら、身近な平和をつないでいくことが、未来を照らすのだと感じました。


一方で、便利で安全な現代の日本は、“平和ボケ”していないか?。ちょうどそれを考えさせられる事故がニュースになっていたので、ドキッとしました。

では、「平和ボケ」とはどういうことなのか。
ここからは学びを少し掘り下げて整理してみたいと思います。







🌱学びのポイント 


 安心安全が当たり前になると、命を繋ぐ努力を忘れがちになる。

今の日本では、食べ物も水も住む場所も「当たり前にある」と思いがちです。れど本来、人が命をつなぐためには、多くの工夫や努力、助け合いが必要です。その感覚を大人が忘れてしまえば、子どもに伝えることもできなくなってしまいます。


 心身を丈夫にすることが、生きるための一番のカギ


誰かに守ってもらうだけではなく、時には衝撃や困難があっても折れない心と体が必要です。それは「根性で我慢0する」ことではなく、日常の中で自然に培われる体験の積み重ねから育つもの。丈夫さとは、ただ耐えることではなく「しなやかに立ち直る力」とも言えます。


 成長には“安心できる場”と“少し負荷のかかる場”の両方が必要


温かく守られる時間が子どもの安心を育てます。でもそれだけではなく、少し頑張らなければならない課題に直面することも大事です

「楽しい」だけでは育たないし、「苦しい」だけでも心が折れてしまう

その両方のバランスをどう整えるかは、大人のかかわり方にかかっています🎀


 エネルギーは“使う”だけでなく“補給する”ことも大切

子どもは挑戦するときにエネルギーを大きく消費します。
その分、休息・睡眠・栄養・安心感といった“補給”がなければ、すぐに枯渇してしまいます。

「もっと頑張らせる」ことばかり考えるのではなく、適切にエネルギーをチャージさせることが、成長の原理原則です。


 身近なことになると判断力が鈍るのが人間

「こうすればいい」と分かっていても、いざ自分や家族に関わるとなると冷静な判断ができなくなることがあります。

だからこそ、「仕方ない」で済ませるのではなく、知識と意識をあらかじめ身につけておくことが大切です。


 平和ボケしているのは、子どもたちより大人自身


保育士の仕事をしていると、子どもから数分でも目を離すことの怖さを日々感じます。
大人にとっては「ちょっとしたこと」でも、子どもにとっては命に直結する大事故につながることがたくさんあります。
けれど「日本は安全だから」と油断してしまい、子どもから目を離す大人が多いのが現状です。

平和な社会だからこそ起きる油断。それが“平和ボケ”の正体かもしれません。


 子どもは社会の宝、大人の無知で可能性を摘んではならない


大人になれば、勉強しなくても生きていけます。でも、子どもは違います。大人が持つ知識や意識の欠如によって、子どもの可能性を奪ってしまうことがあります。
子どもは家庭の子であると同時に、地域や社会全体の宝。

だからこそ、大人が学び続けることには大きな意味があるのです。



🍀おわりに

平和は「当たり前にあるもの」ではなく、私たち一人ひとりが意識して守り育てていくもの。
そして子どもの未来を守るために必要なのは、 大人の学び直しと意識の更新 です。


子育てや子どもの育ちに関心のある方に向けて、学びのお話会や個別相談も設けています。

どうぞお気軽にご参加ください🌸



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