【まずはルールを知るところから】
子どもの行動には「えっ、そんなことするの!?」と驚かされる瞬間があります。
でも、その多くは「知らなかった」「条件を理解できなかった」という背景があるのです。

〈ルールは場面で変わる〉
自宅や実家では冷蔵庫を開けても良かったのに、友達の家ではNG。
こうした違いは大人にとっては当たり前でも、子どもにとっては大きな落とし穴です。
「どこではOKで、どこではダメなのか」──場面ごとにルールが違うことを経験を通して覚えていきます。
〈行動の背景は3パターン〉
子どもが同じ行動をしていても、その背景は違うことがあります。
1️⃣ 知らないからやった
2️⃣ 知っていたけど軽んじてやった
3️⃣ 衝動を抑えられずにやった(精神的な要因も含む)
どれに当てはまるかによって、対応の仕方も変わります。
「子どもだから仕方ない」で済ませると改善はされず、むしろ「やっても大丈夫」という成功体験になってしまいます💦
〈知らない・やらない・やれない〉
「知らないから」「やらないだけ」「やれない事情がある」──この違いを見極めることが子育てでは大切です。
放置すれば課題はこじれ、大きくなる一方。
だからこそ、
・ダメなことは「ダメ」と伝える
・必要なことは「支える」
このシンプルな関わりの積み重ねが、子どもの土台をつくります。
〈条件を読む力は生きる力〉
感覚に凸凹がある子どもは、条件を覚えることが難しいこともあります。
その場合も「空気が読めない」と片付けるのではなく、自分の気持ちを伝えるスキルを育てていくことが大切です。
例えば失敗したときに「ごめんね」「そんなつもりじゃなかった」と言えるだけで、印象は大きく変わります。
この力こそ、社会の中で生きやすさを支える大切なスキルです。
〈手本になる謝れる大人〉
大人も失敗することがあります。
そのとき、子ども相手でも「ごめんね」と謝ったり、フォローしたりできるかどうかが大切です。
そうした姿を見て「失敗したらこうすればいいんだ」と子どもは学びます。
親の背中から学ぶことこそ、子育ての大きな要素です。
〈修正よりも予防〉
子育てでは「修正」より「予防」がはるかにラクです。
一度歪んだ基礎を直すのはとても大変だからです。「失敗も経験だからいいや」と安易に考えると、のちのち大きな課題になりかねません。
リスクを知ったうえで「やらない選択」をするのは自由。
そして「やりたくてもやれない」なら、身近な人や専門家に相談することをオススメします。
〈地域や文化でもルールは違う〉
地域や文化によってもルールは異なります。
例えば京都では「お茶を飲み干したら帰る合図」という習慣があるそうです。
新潟に来たその友人は「すぐ飲み干されて、いつ帰るのか分からず焦った」と話していました。
このように、場所や時代が変われば、学んだルールをアップデートする必要があります。
子育ても同じ。時代や子どもの特性に合わせて更新していくことが大切です。
まとめ 🌱
子育ては「頑張る」「楽しむ」だけではなく、子どもが育つ条件をどう整えるかが大切です。
そのためには、
・ルールの違いを知ること
・行動の背景を見極めること
・気持ちを伝えるスキルを育てること
・大人自身が手本になること
がポイントになります。
未来を見据えながら「今」を大切に過ごすことが、子どもにとっても親にとっても幸せにつながります。
ご案内 ✨
ふわっちでは、子育てや発達支援に関する さまざまな学びの場 をご用意しています。
リアルでの学び合いの会だけでなく、オンラインでもご参加いただけますので、地域を問わず安心してつながっていただけます。
「少人数でじっくり話したい」
「個別に相談したい」
「忙しくてもオンラインなら参加できそう」
そんな声にお応えして、個別対応・オンライン対応 も行っています。
子育てのヒントや日常の工夫を共有しながら、一緒に子どもの未来を考えてみませんか?
まずは気軽に、ふわっちでの活動をチェックしてみてくださいね🌸
▶️↓子育ち情報 / 申込み/ 問い合わせ↓
ふわっち公式LINE https://lin.ee/wpULMYV
おともだち登録で、もれなく「そなえたい10のこと」🎁
▶️「子どもの育ち」を守るサポート
講演・研修・ガイドライン制作・チームワーク形成・カウンセリング等
🎀ご依頼承ります🎀
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「ふわっち」は“予防保育”で「幸せを掴むチカラを身につける子育て」を推奨しております🌈
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□