「困っている子どもを助けたい」その気持ちはとても尊いもの。
でも、支援のあり方によっては課題を先送りしてしまうことも…。
現場での学びから、“予防”の大切さについて考えてみました🌱

「助けたい気持ち」を未来につなぐために
ある法人さんから「不登校支援をしたいからアドバイスが欲しい」とご連絡をいただきました。
社会の困りごとを解決するために温かい気持ちで活動したい方がいらっしゃること、本当に嬉しいです。
こちらの話を聞いて
「えっ!そんなことが。深いですね。」
と大変 驚かれていました。
そして、
「ちょっと簡単に考えていました。まずは学ばないとですね。」という言葉をいただきました。
この、本当に子どもや家庭の未来を考えてくださる姿勢に、さらに嬉しくなりました。
💡支援を考えるときに大切なこと
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今困っている人を助けることは簡単にできる
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やってあげるだけでは「隠れた課題」を先送りしてしまうことがある
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課題は時間が経つほど大きくなり、解決までの道のりが険しくなる
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困った時にも「予防」の視点で、今どうするかを考えることが大切
🌙夜泣きを例に考えてみる
夜泣きに疲れて心が壊れそうな時、夜間支援は大切。
ただし、大事なのは「なぜ夜泣きをするのか?」を考えること
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何を訴えたいの?
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昼間の刺激が多すぎた?
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体調がすぐれない?
子どもの状態を感じ取り、原因を探り、そこを改善することで「夜泣き」の緩和に繋がり、子どもの不快を解決してあげたという、親子の絆つくりにもなります。
また、根源に向き合い解決を目指すことで、親自身の自信と成長にもつながり、
子どもの成長と共に課題が変わっていっても、一緒に乗り越えていくパワーになります。
👀見落としがちな視点
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「夜泣きの時に支援を利用する=身近に頼れる人がいない」という現実
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夜泣きが終わっても…
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子どもの体調不良
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親自身の体調不良
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急な用事
など、これからも助けが必要な場面は続きます
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だからこそ、困ったときでなはく、余裕のあるうちに、「身近な頼れる先」を作っておくことで、いざという時の負担を大きく軽減することができます。
ですから
・支援をするのなら、支援の手が離れても大丈夫になるまでの支援をするか、現状を見直す必要があることをお伝えすることが責務であり
・支援を受けるなら、この視点と、行政の支援だとしても、感謝の心を忘れないことが大切ではないでしょうか。
🤝支援する立場に求められること
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今の困難を取り除くだけではなく「根本の課題」をクリアにできるサポート
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支援を利用して安心した後に、どう子どもと向き合えばよいかを伝える
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「予防」という考え方を広めることが、未来の幸せにつながる
🌱保護者の皆さまへ
人付き合いが苦手だったり、誰かに頼るのが苦手な方もいるかもしれません。
でも、大切な子どもを守るため、そしていつか自分が窮地に立った時のために──
今、ちょっとだけ頑張ってみませんか?
その小さな一歩が、未来を大きく広げてくれます。
本日お話した法人さんは、幹部の方々も和気あいあいと、とても前向きで、とっても素敵な雰囲気でした。
きっとこれからは、こうした姿勢を持つ法人さんが求められていくのだと思います。
私たちも、こうした皆さんと一緒に 『予防保育』 を広め、希望あふれる未来をつくっていきたいと思います🌈
📌さらに学びたい方へ
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学びを深めたい方は「学びの会」で一緒に考えてみませんか?
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個別にじっくり相談したい方は「個別相談」も受け付けています。
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