【嘘つきにさせない】
嘘をついたら、いつか痛い目にあうし、素直で正直な子に育ってほしいと願うのは親心ですよね🥰
だけど、時には、物事がスムーズにいくように「嘘も方便」ということもあるし「予祝」で、目標を達成する前に、達成したかのように振る舞うと願いが叶うと、現状とは異なる事を、あたかも本当に叶ったように行う願掛けのような行為もあります。
子どもには「嘘はダメ」と言いながら、大人は嘘をついても良いなんて、子どもからしたら意味不明で、大人の信頼は、ガタ落ちです💦
さあ どうしましょうか。



まず「嘘をついてはイケナイ」と育てる時に、一番大切にしたいのは、子どもを「嘘つきにさせない」ことです。
何を言っているんだ?当たり前じゃないか。と思いますよね。
「嘘つきにさせない」というのは「嘘をついたら叱る」ではなくて、「嘘をつかなければならない状況をつくらない」ということです。
 「嘘をついてはダメ」というのは、「嘘」と知りながら「嘘をつく」のはダメという意味ですよね。
この時、自分にとっての「得」があるから、嘘をつくのですが、この嘘が自分の身を守るためだったら、どうでしょうか?
例えば、学校へ行きたくない時に、本当にお腹が痛くなることもありますが、本当は痛くないのに、休める正当な理由がほしくて「お腹がいたい」と表現することもあります。
この時に「学校に行きたくない」と素直に言える状況があれば、嘘をつく必要がないわけで、お子様にとっては、苦肉の策で、嘘をついたかもしれません。
それから、ヒトの感覚や記憶は、自分の都合に良いように脳が作動しますので、周囲からみたら「嘘」と思われるような発言でも、本人にとっては真剣で、嘘をついている感覚がない場合もあります。
ですから、頭ごなしに「嘘はダメ」と教えようとすることは「本人の心」を否定するような形になることがあり、心を壊したり、万策尽きたと感じさせてしまうことがあります。
そうなれば、心を閉ざすようになったり、よそで、ちょっとした優しさに触れると、そこにすがり、そこからトラブルに発展するなどというケースも少なくありません。
これは、とても危険ですし、周囲が気をつけることで、簡単に防ぐことが出来ますので、要注意です。
ですから「嘘をつくな」と教える前に、どんな事でも、話せる関係を構築しておくことが大切です。
信頼関係が出来上がったうえで、それでも嘘をついたなら、それなりの理由があることが想像できますし、それなりの理由がないなら、本当についてはダメな嘘の可能性が高まりますから、そこには、本人が納得できる、きちんとした「教え」が必要になります。
それから「嘘」の中には、説明不足により、嘘をついているような状態になることがあります。都合の悪い部分は話さないだけでなく、必要だと思わないから、伝えないことで、聞き手にとっては「嘘をつかれた」となる場合があります。
こういったスキルを向上されるのも「嘘つきにさせない」ためには、必要なサポート(子育て)です。
説明を行う立場であれば、包み隠さず丁寧に話すこと、誠意を込めて話すこと、そして、精一杯尽くしても、漏れてしまうこともあると自覚し
説明を受ける立場であれば、漏れが無いように、先入観を持たずに話を聞けるようになること、説明が足りないと感じたら詳しく聞き出すこと。
そして、説明する立場でも受ける立場でも、互いの理解が同じであるかどうかの確認をお忘れないこと。
言葉にすると、沢山の注意点があり、なんだかとっても難しそうですが、出来る人は無意識でやっていますし、出来るようにと意識してスタートしても、経験を積めば無意識で出来るようになりますから、どうぞご安心くださいませ😉
【おまけ】
「育ち」を考えるの現状把握をする時に、大事な情報を持っている人が、不要な情報と思い、情報共有しないことで、現状把握が適切に行えず「やり方」が適合しない場合があります。 これを避けるために、何気ない日常会話を大切にしたり、様々な立場や視点をもった人が、声を出しやすい環境を整えておきたいものです。共通理解をするために、お助け道具が必要であれば、ツールを用意しましたので、どうぞご活用ください。



「子育てで世界平和!!」
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