「大人になったら何になりたい?」
子どもの頃に一度は聞かれるポピュラーな質問ですよね
幼い子どもには夢をもつことは素敵と思うのに
いつからでしょう・・・
『いつまでも夢みたいなこと言って』
そんな言葉に変わってしまうのは
大人になっても夢をもつことは素敵で
夢がある人はイキイキ輝いていて
毎日が充実しているように見えます
周囲には 苦しそう見えても本人が幸せと感じているなら それは余計なお世話でしかないと思いますが
夢を追うことで家族や周りが振り回されて苦しんでいたとしたら・・・
それに気付けず本人が幸せと感じていることには疑問を感じます
夢に向かって少しでも成長していれば今が多少苦しくても応援できると思いますが
全く上手くいかず下降していたらどうでしょうか…
身内や友人・大切に想う人であれば 苦しそうな姿はみたくないですし幸せになって欲しいと願い「現実を見た方が良い」「諦めるべき」という考えになる方が大半でしょう
それでも中には 明らかに上手くいかないことが分かっていたり下降や停滞していたりしても 「夢を追うことは良いだよ」と言える方が居ます
そんな風に何故言えるのか 大きく3パターンに分けられます
①何かあっても支えてあげれる自信がある
②その人の将来がどうなっても自分に関係ない
③将来への想像が乏しい
幼い子どもの場合は支えてあげるのが通常ですから①に該当すると思いますが
ある程度の年齢になると①は難しくなり ②や③でも無ないので簡単に『夢は素晴らしい』と言えなくなるのかもしれません
夢は目標です
目標があると進む方向がわかるので そこに向かって頑張るチカラにもなりますが
その目標はどう頑張っても叶わないこともあります
本当に叶えたい夢があるなら
満足いくまで精一杯努力してみて
自分の可能性や限界を実感することが大切です
それがきちんと出来ないと夢を追っても諦めても苦しくなるでしょう
可能性や限界を判断するのは本人ですが
知識や経験から様々な情報を与えることは 人生の先輩である方の大切な役割だと思います
人間が動物と違って生殖能力が終わっても長生きするのは子孫に大切な知恵などを伝えるためとも言われています
出来る範囲で精一杯好きなことをさせてあげて 失敗したら支えてあげて
人生に必要なことの情報を与え身に付けさせてあげる
それが子育てではないでしょうか
人生で
人の言うことを聞くことも大切で
それを鵜呑みにしないことも大切
そんなスキルも子育てで しっかり身に付けさせてあげたいものです
※子育てに関してアドバイスも②や③の場合があります
正しい情報なのかどうか鵜呑みは気を付けてくださいね
予防保育で


