子どもの発達において共感することが大切というのは 保育士の学びの中でも重要なポイントの一つです
大人にとっては当たり前の事でも
子どもにとっては新しい発見が沢山あります
『みてみて~』は共感して欲しいの合図です
そんな時にどんな声掛けをするかで
子どもの成長が大きく変わっていきます
『みてみて~』と言われた時に 軽くあしらったりしていませんか?
せっかくのチャンスが台無しですよ
子どもと一緒に喜んだり驚いたりすることで
また新しい発見をしようという意欲に繋がりますし子どもとの心の絆にもなるのです
大人同士でも 一緒に楽しんだり苦労を乗り越えたりすると ぐっと心の距離が近づきますよね 子どもと大人の関係も一緒です
それから共感には もう一つ大切な役割があります

安らぎや癒しを与えることです
苦しい 切ないことがあった時に
『苦しかったね』『切ないね』と共感してあげることで 自分の気持ちを受け入れてもらうことが出来きストレス緩和に繋がります
傷ついた心を癒して欲しい時に癒してあげることが 心の安定になります
共感や話を聞いてることを伝えるテクニックで【オウム返し】をすることがあります
『卵を買ってきて』と言われたときに
『卵を買ってくればいいのね』という言い方です
このテクニックは子育て以外でもコミュニケーションスキルとして利用できますよ
このテクニックを使う時に子育てでは特に注意して欲しい点があります
■マイナスの同調はしないこと■
気持ちをそのまま『嫌だったね』と共感することは良いのですが『嫌だよね』と同調することです
『嫌だったよね』と『嫌だよね』は些細な違いのように思えますが大きな違いです
過去形と現在形だけのようですが『嫌だよね』は傷ついた気持ちに輪をかけてしまったり 嫌な出来事や相手が悪いということを正当化し自分は正しく周りが悪いという気持ちを大きくしたりすることがあるのです
逆にポジティブな出来事への共感は
『嬉しかったね』でも悪くはないですが
『嬉しいね』と声掛けした方が
【あなたが嬉しい事が私も嬉しい】と伝えることが出来ます
とっても些細な違いですが
ちょっとしたテクニックで成長を促せたら良いですね
最初は少し難しいかもしれませんが
意識しなければ出来ないことも 繰り返し行うことで無意識に出来るようになりますよ
≪共感のまとめ≫
共感はありのまま




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