母:「昨日何時に寝たの?」
Sくん:「そんなの母さんに関係ない‼」
朝から険悪モード
どこの家庭にもある光景です
この後
この親子は その日のうちに 無事仲直りが出来ましたが そのまま関係が悪化してしまう場合もあります
その違いを考えます
ポイント① 険悪になった要因
『何時に寝たの?』何気ない言葉ですが
発信した側と受け取り側で全く違うものになってしまっていることです
『しっかり睡眠しないと身体が心配』という想いから出た言葉なのに
Sくんには『遅くまで起きていたらダメ』と否定の言葉に聞こえたのです
日頃の関係性で会話に含まれる意味を無意識に読み取ります
『何時に寝たの?』と母ではなく いつも叱られる事の無い父親や祖父母に言われていたら
Sくんの読み取りも変わり「○時だったよ」で済んだかもしれません
日頃の関係性からくる言葉の問題
ポイント②仲良くなれた背景
母が祖母(自分の母親)と仲良しで『今朝こんなことがあったのよ』とその日のうちに話しました
Sくんや母の性格や関係性を知っている祖母が すぐに気持ちの行き違いがあることに気付きました
それを母に伝え母が素直に受け取りSくんに伝えることが出来て解決に繋がりました
祖母(支援者)へ相談
母 受け入れる心と行動
何気ない言葉に敏感なのは思春期の特徴と決めつけてしまうと
そのままズルズルと関係をこじらせるてしまう危険が潜んでいます
思春期の特徴を知った上で親がどう対応すべきなのか考え行動するかが
将来へのとても大きな分かれ道です
親だけでなく子どもに関わる先生といわれる保育士や教師などでも 子どもと相性が合わない場合があります
プロなのに相性が合わないなんて言っていられないのですが残念ながらこれが現実です
親でも先生でも故意的に差別などをするようなことがあるのは大問題ですが
無意識に意思疎通が上手くいかないことはよくあるようです
そんな時は 経験者や第三者の意見が助けになりますよ
くれぐれも その後の感謝を忘れずに
ふわっちは
子どもの為に頑張る皆さんを応援しています
予防保育で


