私たち(43歳)が子どもの頃は学童保育なんてものは 存在せず
共働きの家庭は『かぎっ子』と呼ばれ
低学年でも 両親が帰宅するまで
自宅で一人で過ごすことが当たり前の世の中でした
そんな頃のお話です

仲良しEちゃんの家に遊びに行きました
同じクラスでしたが 我が家から 子どもの足で15~20分ほど かかる少し離れたお宅でした

私の母は 当時のNHKに洗脳されたかのような真面目の上にク●が付くほどでしたので
その母に育てられたら私も 曲がったことは大嫌いク●真面目で 5時の門限は いつも しっかり守ります

Eちゃんのお家の時計をみて『帰るね』と声を掛けると
Eちゃんは『うちの時計ぜんぶ壊れてるの』と…
素直な私は 『そんなわけ無いでしょ
』なんて全く疑うことなく そのまま遊び続けました

そして さすがに暗くなってきた頃
近所のおばさまに『今 何時ですか?』と確認したら『6時半よ
』のお返事

慌てて走って帰ったのは 言うまでもありません

そして帰宅したら家には鍵がかかってて 窓から家の中を覗くとご飯を食べてる家族がいました(笑)
昔は そんな しつけも当たり前でしたよね

今なら虐待と言われるかもしれませんが…
長々と話しましたが何が言いたいのかと言うと 18時半を過ぎても家で一人のEちゃんは
嘘をついてでも 私に帰って欲しくなかったんでしょう

寂しかったんだと思います…
親に心配かけまいと気を遣ったり 頑張り過ぎたりする子どもたちも沢山います
お子さまの平気や大丈夫は上部の言葉ではありませんか?
表面だけをみて『うちの子は平気なのよ』
などと くれぐれも勘違いなさいませんように
