実家で一人暮らしだった母

癌が見つかり

1人暮らしは無理との診断で

知り合いが経営している施設に移った。


本人も辛く心細かったのか

嫌がりもせず、わりと事がすんなり進んで

ほっとしている。


週に1、2度

母の様子を見に行くのだが

割と元気。いや全然元気。

たまにデパートに2人で行く事もある。

家に連れてくることもある。

ただ、頭の方はちんぷんかんぷん

認知症だから仕方がない。


ちんぷんかんぷんな話は面白い

なんでこの発想が出てくるの!

って言うくらい

母の頭の中には

いろんな物語が詰まっている

ものすごい想像力!と感動する。


母の話を聞いて

あはは・おほほと2人で大笑いする。


帰って来ると

さっき私が訪ねたことを忘れて

すぐに電話が来る。

それも面白くてまた笑う。


施設に入って良かった事は

母の話を聞いて、

私が「ん?」と言う顔をすると

「あれ?やっぱり夢だったかしらね」

って自分の言葉を

妄想だと認めて笑っている。

なんか柔らかくなったんだよなぁ。

こんな感じが長く続くといいなぁ。


(晴れ間を狙って帰った実家付近の景色)



1番良かった事は

この大雪の雪道を母のことを思いながら

通わなくて良くなったこと



今年は雪が多いから

毎日毎日天気予報とにらめっこ

だったんだろうなぁ。

良かったなぁ。



毎日、グレーの空を見上げて

「神様ありがとうございます」と

手を合わせて唱えている。



南無阿弥陀ちかでしたドキドキ