叔母の家の山に山菜採りに行った。

叔母は膝が痛いと言ってたから

私達だけで行く事にして

えっちら、おっちら山に登り始めたら



いつの間にか叔母が横にいた。

心配だからついて来てくれたのだ。



杉林の中に入って

ゼンマイや、山アスパラや

ウドや、アケビの蔓を探す。


私達がウロウロ探している間に

叔母はゼンマイを見つけて

しゃっしゃっしゃっとすごい速さで採る。



私がやっと見つけて

「とったど〜」とはしゃいでる間に


叔母はもう10メートルくらい先で

ゼンマイを採ってる。


ちょっと目を離すと、もうそこにはいない。

急な崖もスイスイ下り

私が、やっとのことで付いて行き

叔母を見ると

腰に下げた袋の中には

ゼンマイがパンパンに入っていた。



今年、86歳になる叔母。

家でお茶を飲んでいる時とは別人。

まるで

忍びの者のようだった。


一緒に

山菜採りに参加していたお医者さんも

「ホントに86歳か‼️」と目を丸くして

「まだまだ大丈夫👌」と太鼓判を押してくれた。


良かった。

まだまだ長生きしそう。

いつまでも

健康で朗らかに過ごして欲しい。



コレは私の収穫🌱




ちかれましたドキドキ