真昼のホテルは、パラダイスだ。
スイッチひとつで、昼にもなるし夜にもなる。
なにしろ涼しくて、汗ばんだ身体もすぐに乾く。
「ちか、今日は17時半から打ち合わせが入っているから
少し早くここを出なきゃいけないよ。」
「えぇ~、嫌だぁ~もう少し~」って、彼の胸に
顔をぐりぐりこすりつけて甘えてみる。
「う~ん、じゃ、もう少しね。」って・・・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
帰り道…
やはり、打ち合わせの時間に遅れそうだ。
運転する彼の横顔は厳しく、口数が少ない…
時折り、ちかの顔を見て
「大丈夫だから、心配しなくていいよ」と微笑む。
結局、現場に着いたのは五分前。
「じゃ、また連絡するよ。」って、手を握る。
いつも暖かい彼の手が、冷たかった。
平気そうな顔をしていても
心の中では、相当焦っていたのかもしれない。
いつも忙しい彼を癒したいと思っていたのに
かえって、ちかの我儘でストレスを与えてしまったようだ。
って…
友達が「緊張すると手足が冷たくなるんだよね。」って話していたのを聞いたら
こんな場面が浮かんだんだぁ。
こんなシーンに遭遇するコトは、もうないなぁ…
まぁ、想像だけは、たくましく伸び伸びして行こう。
しっかし、ベッドシーンの描写が上手く表現出来ない。
やっぱり、照れがあるのかぁ…
もう、いい年なんだから、いいじゃないかぁ~と思うけど
恥ずかしいんだなぁ。
くやちぃ~かでした