先生「それではこのあと医療ソーシャルワーカーさん呼びますので、1階の待合室に移動してください」


溢れ出る涙をふきながら私たちは先生にお礼を言い、相談室を出ました。

そのまま1階の待合室へ。


私「病院、すぐに調べてみるね。早めに動こう」

先生からはこのへんだと…と何個か病院をピックアップしてくれました。


私の中ではA病院がいいと思っていた。

がん専門の病院。

幸いなことに最寄り駅から1本で行けるし、車でも30分くらい。治療もこの距離なら通うのは困難ではないかな。この専門の病院で診て貰えたら…。


気づいたら30分以上たっていた。

20時も過ぎていた。

さっきのこともあったので、今度は待てずに受付の方に「まだかかりますか?」と聞いたところ、「???」という感じだったので、説明したところソーシャルワーカーさんを呼んでくれた。


すぐにソーシャルワーカーさんが来てくれて

「すみません、手違いがあったみたいで…」

と謝ってくれましたが、受付に声かけてよかったとホッとしました。


最初からすべて説明し、今後の流れを聞いた時にまだ決めてはないけどここからのアクセスもいいのでA病院を考えてることも伝え、A病院への流れもそこで教えて貰いました。


A病院は、まずはセカンドオピニオンの予約を取り受けること。


紹介状をお願いして出来上がり次第というより、セカンドオピニオンも予約がいっぱいかもしれないから決まり次第すぐにとること。


訪問診療の連絡先、などなど…

頭がパンクしそうになりながらメモした。


そして一通り話し、お礼を言ってその日は帰宅。


実家についたのは21時過ぎ。

このあと姉に報告する。