緊張していたら背中をポンと叩いてあげる

こんにちは

島村です。

昨日は立春でしたね

暖かくなってきた感じがしますが、

皆さん、どうぞお元気でお過ごし下さいね

【緊張していたら背中をポンと叩いてあげる】

これから大きな発表をするとか
何かうまくやらなきゃって時、
人は、緊張します

心臓はバクバク。

頭の中は真っ白。

落ち着けーって自分に言えばいうほど、
身体はカチンコチンに…

イヤですよね〜

何でそんなことになるのかというと、
極度に緊張しているから。

うまくやれるかな、、、
失敗したらどうしよう

その不安は、ストレスとなり
お腹をキュッと硬くします。

外敵から自分を守ろうと
お腹の壁を作るんですね

そんな、ストレスが大きくなると、
交感神経が優位になってきます。

「闘争と逃走を司る神経」とも
言われる交感神経。

太古の昔、マンモスを狙って息を潜め、
危険を察知している時の身体は、
まさに、この交感神経が優位な状態です。

要は敵がいるよ！って合図。

この交感神経が優位になると
全身の筋肉が硬直して、
心臓も、動きを早めますから
血圧が上がるわけです。

そうなると、頭にガンガン血が上ります。

胃腸も大腸も固くなる。

呼吸も止まるし、

腎臓も萎縮するから、やたらトイレが近くなる…

ほんとイヤになりますよね

これ、自分で、なんとかできないのでしょうか。

緊張を解く方法は、いくつか
あります。

でも、残念ながら、

身体の反応は
コントロールできません

なぜなら内臓には、脳の指令とは別に、
独自の司令塔があるから。

身体の無意識の反応は、
脳の指令を待たずに起こります。

だから、意識して動くのとは
全く別なんです。

それが、腸は第二の脳と言われる

理由の一つでもあります

ただーーーし！

その中でひとつだけ、
意志でコントロールできるものがあります。

それはなんでしょう？

そうです！

呼吸です。

特に、筋肉を緩める効果のある
副交感神経。

この副交感神経を活発にするには、
まず、吐くこと。

吐くことによって、全身が
「おっ⁈今はリラックスしていいんだな」
って理解するんですよ！

(緊張したまま無理に吸うと、
過呼吸になることもあるので
まず吐いてくださいね)

だから、心の中でゆーーっくり、

(口から細く長く)
はーーいてーーーーーーーー

(できれば鼻から吸う)
すってーーーーーー

って思いながら、できる方は腹式呼吸。

お腹を膨らませたり、
へこませたり。

これだけで、副交感神経が優位に。

そうすると、どんな反応が起こるでしょう？

まず血管が拡張します

血管が広がると、血液が一気に流れ出す。

血流が良くなれば、心拍も血圧も下がり、
筋肉が緩んで、一気に
全身の緊張が解けていくんです。

だけど、極度に緊張した時って
息が吐けない。

身体がこわばって、
吸ってるんだかどうだかも
わからない…

こんな時、効果てき面なのが、

誰かに背中を、ポンて

軽〜く、叩いてもらうこと！

詰まった気道を
抜いてもらうんですね。

できれば、お腹をへこませて
(前かがみでも)
「ハッ」って息を吐くのと
一緒に叩いてもらったら
効果倍増。

一気に吐くことで、一瞬で、
末端神経まで、開きます！

顔色も変わりますよ。

脳も内臓も、滞りが流れ
動き出します。

するとね、お腹の内側から、
ふっと新しい発想や
イメージが浮かんだり、

その場で、サッと臨機応変に
動けるようになるんですよ！