平成生まれの徒然




ああ今日はよく眠れた、毎日眠くてしょうがない、そんな16歳みたいな夜だった。

起きたら青空が広がっていた。

蒸し暑くてしょうがなかった。

とても幸せだった。

暑くて仕方がなくて、とても幸せだった。

この暑さは好き。

夏休み、毎日だらだらしていた日々を思い出す。

the 進学校に小学校からいっていたわたしは、毎日勉強をしていた、記憶がある。
自立心が芽生えたあたりからは、宿題しか、しなかった、かもしれない。
『記憶的に』そういう記憶がある。

そして、夏は、普段接することのできないモノとの時間でもあった


父、祖父母、親戚、盆踊り、クーラーの効いた図書館、夏祭り、近所の友達、プール、すいか、テレビ、そして有り余る時間。

わたしはクーラーで冷え切った図書館が好きだった。
そして何をするでもない、扇風機の効いたリビング、家族でねっころがって見るテレビ、祖父母の家で感じる自然。


夏は人生においてのプレゼントだと思う。ごほうびだと思う。

今、つらい人、どうしようもない人、どんな状態にいる人たちにとっても、このごほうびが、一直線に届けばいいな、と、強く思う。

そしてわたしも、この恵みを一身に受けよう、そう思う。