こんにちは、風神山河です。

 

今回は丹沢山の登山口の紹介です。

 

深田久弥氏としては、鍋割山、塔ノ岳、蛭ヶ岳までひっくるめて丹沢山塊全体を丹沢山と呼んだのかもしれません。しかしこれらを全部縦走するとなると最低でも山中一泊、下手すりゃ二泊は必要になり、ピークハンター的には少々効率が悪い、ということになります。そこでやはりこれらの中でも丹沢山そのまんまの丹沢山に狙いを定めて登ることにします。

 

しかしこの丹沢山、神奈川県に位置してお手軽に登れそうな気配を漂わせているのですが、これが結構標高差(1200m以上!)があったり、意外と山深くまともに登ると日帰りが結構厳しかったりする実は難敵だったりするわけです。

 

丹沢山の王道は大倉から登り始め、通称バカ尾根をひたすら登り、塔ノ岳を経て登頂するというコースでしょう。しかしそれではかなり時間がかかってしまうので、どうにかお手軽日帰りコースはないものかと「山と高原地図」を目を皿のようにして必死に最短ルートを探していると、なんとあるではないですか!宮ヶ瀬湖からヤビツ峠に抜けるルート上にひっそりと登山口が隠れていました(少し大袈裟ですね、実際にはガイドブックにもその他コースとして記載されています)。

しかし、この塩水橋登山口を見つけた当初は、ここから登った人の情報が非常に少なかったのです。というのもヤビツ峠を抜けるルートは崖の崩落などでしょっちゅう通行止めになっておりなかなかアプローチが難しかったという事情がありました。それでも何とか秦野市役所のホームページなどをチェックして通行止めの解除を待って登山口に向かいました。

 

私は宮ヶ瀬湖方面から行ったのですが、道路は全線舗装されており問題なく通れました。ただ道幅は狭く1〜1.5車線が続くため、対向車がある時は待避所で待つ必要があります。駐車スペースは狭く、林道脇の空き地に5台程度と塩水橋ゲート付近の路肩に5〜6台ほど縦列駐車できるくらいです。

林道脇の空き地

路肩の縦列駐車ゾーン

塩水橋ゲート、登山道へはこのゲートの右横から入っていきます。

 

宮ヶ瀬湖から塩水橋までの道路状況、塩水橋付近の詳細については、以下の動画を参考にしてください。