「目と目で通じ合う」
そんな仲になるためのものではありません。
出荷組合の組合員が、ぶどうの出荷に関して、規約などを確認する場なんです。
地域ブランドをより高めるため、共選を行いますが、ぶどうの形状、重さ、色、糖度、酸度、包装、出荷開始日・時間、出労など確認します。
実際のぶどうの房が並べられ、一人ひとりが目で見て確認します。
結構な人数が集まります。
選挙の立会演説、総会、集会などだって、これほどの人数が集まってはいませんでした。

「目合わせ」、初めは「荷合わせ」だと思っていました。
そして、そのように聞こえるのです。
広辞苑には、「目合わせ」という言葉は出てきません。
かろうじて「目」の項目に、「秤の目」盛りというのがありました。
きっと、基準の目盛りを合わせましょうということですか。
業界用語ですね。

そして、出荷日の決定です。
特に重要です。
「目合わせ」に先立って、地域数箇所のぶどう園を巡回し、色、形、糖度などを検査確認します。
同じ畑の中でも、もちろん畑が違えば、状況は雑多です。
そこは経験と感で、見てみて食べてみて、糖度計より正確なプロの味覚が、微妙な決定を行います。

今年から、出荷組合の役員になってしまいました。
順番なんで、駆け出しの自分にも、その役割が回ってきてしまいました。
周りは全て、超ベテラン。
足手まといにならないのが、最大の仕事のようです。
7月末から、8月の初めにかけて順次、紫玉、巨峰、ピオーネの出荷が始まります。