「戦争や災害だと、たくさんの人が同じ死に方をしなきゃならないんだ。ひとりひとり違う死に方ができるというのは幸せなんだよ」
井上ひさし「絶筆ノート」、文芸春秋7月号に掲載されていた。
その記事の最後に、書かれていた文章。
「幸せなんだよ」と敢えて言わなければならないところに、肺がんで闘病生活を送った井上ひさしさんのの無念さを、感じてしまう。
そんな境地になれるのなら、すごいこと。
でも、凡人には理解し難い世界なのかもしれない。