こんにちは、瘋癲のキタさんです。
 
算数で割算を学んだとき、その考え方が分からず挫折したままです。
 
今日、動画検索で算数パフォーマーまあちゃん_上野真弓さんの
動画「12割る3から学ぶ等分除と包含除」を見る機会を得た。
 
12割る3の答えは4です。
 
割算には「等分除」と「包含除」の2種類の考え方があることを初めて知った。
 
12コのアメを3人で分けたら、1人に4コずつ 同じ数ずつ分ける・・・「等分除
 
12コのアメを1人に3コずつ分ければ、何人に分けられるか、4人に分けられる・・・「包含除
つまり「包含除」は12コの中に3コをどれだけ含んでいるかを考えることです。
 
昔の日本人の考え方は、包含除的な考え方です。
 
でも、先の大戦で敗戦国になり、今の主流は等分除です。
 
しかし、これからは包含除の考え方に移行したほうが良いと考えます。それは何故でしょう。
 
阪神大震災や東北大震災のように多くの震災が起こった際に、皆さんは限られた物資を1人でも多くの人に分け与えようという考え方が必要になります。
 
等分除」の考え方なら、12コが15コになっても分け与える人数が3人なら5コになり、18コになっても1人が6コになる。分ける人数は変わらないという考え方です。
 
包含除」の考え方なら、12コが15コになたら5人に分けられるし、18コになったら6人に分けられる。分け与える人の数が増えるという考え方です。
 
日本古来お裾分け文化というものがありました。
 
例えば、ミカン狩りに行って、自分たちのものだけ取るというわけではありませんでした。たくさん取ってきてお隣さんに配りました。
 
そんなようにお裾分け文化の名残りとでも言っても良いかもしれません。
 
こんな風に算数には人々の考え方に影響することを表すことがあります。
中々割り算は奥が深いです。
 
12コの中に3コがどれだけ含まれているかという「包含除」の考え方は、今後の算数、数学をする上でとてもポイントになります。
 
さらに言えば、この考えは「日本精神」の神髄に通じているのかもしれません。
 
今、フィンテックの「ブロックチェーンの技術」は「サトシ ナカモト(通名)の論文」から始まりました。
 
それは、「日本精神の賜物」かも知れないと私は考えています。
 
失礼しました。