少し離れたスーパーで、新米が5Kgが税込みで1980円で売り出されていた。
これほどの吉報は無いだろう。
なんせ昨年は、5Kgで5000円ってのが当たり前だったからなぁ。
あの時はもう「米を食うのを止めよう」と思ったくらいのショックだった。
実際、今迄は3食のなかで朝飯と晩飯は米を食っていたが、昨年からは朝はパンになってるもんな。
そうです、我が家は見事にコメ離れが進んでいるのだ。
晩御飯も、時々スパゲティなどに変わったりして、昔に比べて米の消費量は半分近くになってきている。
これもまた、鈴木元農林水産大臣の功績なんだろうな。
とまあ、何とか米の価格がかなり下がってきたのは嬉しい限りである。
しかし私は「米の価格は安けりゃ安いほど良い」などと言う気はさらさらないのだ。
じっさい、日本は長い間デフレだったので、米の価格も長い間上がってこなかったのは事実だ。
ただ最近の円安の影響もあって、農家の方も今までのような価格ではやっていけない事態になってきているのは理解している。
ここで問題なのは、昨年の不作を言い訳にして、一気に価格を2倍以上にしようとしたことだ。
最近の食料品(嗜好品も含む)の価格上昇を見ればわかるように、ありとあらゆるものが値上がりしてきている。
ここ2~3年の我が家の買い物を見てみると、同じようなものを買っていても、以前より1.4倍くらいの出費になってきている。
しかしそこに至るまでの企業の努力も見えているから、消費者の方も不満ああるけど受け入れているのは確かだ。
にもかかわらず、米だけが突如2倍以上の価格になったことに、大きな反発が生まれたのだろう。
当然のこととして、米の価格も徐々に上がっていくのは受け入れられることである。
ただ、「他の食品と足並みをそろえていれば」という大前提があってのことだ。
何度も言うが、米の価格も緩やかに上がっていく分には納得できる。
その結果として、5Kgで3000円ほどになったのなら、これほどの反発も無かっただろう。
今回の米騒動の大きな要因は、JAが鈴木と組んで大儲けをしようと画策したことに国民が気が付いてしまったという事だ。
この米騒動の一番の被害者は農家なのは間違いない。
そもそも米不足が表に出てきたときの江藤拓元農林水産大臣の対応があまりにも無策だったことで、このような狂乱米価が生まれた。
ただ、江藤はのちの鈴木のように、策略としてJAを設けさそうとしていたわけではなさそうである。
単純に、江藤はこの事態を収拾する能力が全く無かったというだけだ。
それに付け込んだのがJAだ。
少しでもJAだけが儲かるように米の買い占めをやって、ため込んだ米を外に出さないことにより高値安定を狙った。
実際、当初はその作戦は成功。
しかし能無し江藤は失言などにより解任されてしまった。
その後に出てきた、小泉進次郎の動きは早かった。
環境大臣の時の進次郎は本当に「何も知らないお坊ちゃん」って感じの子だったが、農林水産大臣になった時は見違えてしまった。
何と言っても、備蓄米の放出は英断だと思っている。
我が家も何度かお世話になった。
残念なのは、進次郎が作ったこの道を、次の大臣が見事に潰してしまったことだ。
そう、前農林水産大臣の鈴木憲和。
彼が出てきたときは、その若い年齢にも期待して、新しい農業の道を開いてくれると思っていたのだ。
しかし彼が打ち出した方針は、100年も続いてきた昔ながらの農協(JA)最優先の政策だった。
鈴木憲和が向いていたのは国民ではなく、完全にJAしか見てなかったのには、本当にビックリ。
とにかくこれほどまで自分だけの欲望に忠実な人間は見たことない。
彼は山形では人気があるようだが、自分とJAが利益になること以外には頭が回らない人のようだ。
何と言っても笑えるのが「おこめ券」のこと。
お米券を言い出した時、ドヤ顔だったのだが、その後散々叩かれたら何だかんだと言い訳してごまかそうとした。
でもって今回の内閣改造では見事に外されたのだが、最後っ屁として備蓄米の買戻しを画策したんだよね。
まあ最後の最後までJAしか見てなかった族議員である。
これから総理大臣も色々な人が出てくるだろうが、少なくとも鈴木・江藤は絶対に任命しないで欲しいと思っている。
と言う事で、今回は米の価格が2000円を切った嬉しさのあまり、米騒動を思い出したので記事にした。