先月のこと その1 | 脊髄腫瘍と私

脊髄腫瘍と私

2016年8月、脊髄腫瘍と診断されました
同じ病気で戦っている方とつながりたくてはじめました

 

色々なことがちょっと落ち着いてきたので…

たくさん書きたいことがあるので、少しずつ。

 

まずは、大学からの親友が亡くなった。

彼女は私の腫瘍が見つかったころに、乳がんがみつかり。

そのころにはもう手術ができなかった…

 

お姉様から訃報の連絡をいただいた時は動揺して泣いてしまい、何も話せなくなって。

その後もう1人の友達に連絡。告別式のこととか何も聞けなかったことを言うとお姉さまに電話してくれて。。

そこからすべての予定をキャンセルして、日帰りで新幹線で会いに行ってきた。

そして思いました。

対面してお別れをすることで、心の整理ができたと。

あの時、コロナ禍だし、日帰りで新幹線で1人で行ける?

そんなことより絶対に行かなきゃ後悔すると思った。

 

コロナで亡くなり、家族も会えず仕舞いで荼毘に付された方がいると思う。ご遺族は心の整理もつけられなだろうなと思うと心が痛む。

 

彼女の携帯、ロックがかかっていたため、昔の携帯をみつけて

そこからお姉さまが知っている名前の人に連絡くれたらしい。

彼女は家族には私のこと○○ちゃんとしか言っていなかったみたい。結婚して苗字も変わってるしね。

調度、3年くらい前からわが町の特産品を送っていました。

お姉さまはその名前を覚えていてくれたのかな…

 

現地でお母さまとお姉さまとお話させていただき、やっと私が○○ちゃんと結びついたようで。

会いにいったこと、すごく喜んでくれた。

友達は皆遠いところに住んでいること、携帯のロックがかかって連絡つかないこと、コロナ禍なこと。

寂しいお葬式になるって思っていたみたいで。

実際、職場の人(だと思われる)くらいしか参列していなくて。

そして嬉しいことに彼女はいつも私のこと話していてくれたみたいです。

だから杖で歩けるようにまでなったのね。これからも頑張ってとも言われました。

彼女も頑張っているから私もって思っていたところもあるので…

 

うん、でも私も前を向いてまだまだ生きたかっただろう彼女の分まで頑張って生きるよ。