2014年、
アーティストネームとして、
"風助"と名乗りはじめた。
・ダンサーとしての活動
・字をすごく書いていた時期
・神社を巡る旅人
・弾き語りでの歌い手
大阪、東京、横浜。
その時によってどこにいて、
どこに時間を使ってるかが変わる。
居住も定まらず移ろいやすく。
基本単独。
ツールは変われど、
自己を模索しながら表現してきたつもり。
そして2年前、
レゲエバンド、
"狼煙-NOROSHI-"のボーカル。
という機会をもらった。
単発のコラボみたいな事はあっても、
所属してチームで動いていく事、
バンド、みたいな事は初めてだった。
音楽面でいえば、
バンドサウンドで歌う事、
エレキギターを持った事、
アンサンブルというもの、
チームで曲を作るという事、
自分の役割ってなんだろう?
未知の世界をめちゃくちゃ見せてもらった。
だけど、
移ろいやすく常によそ者。
という性質がある自分として、
一番のチャレンジだったのは、
"人と関わっていく事"
という事だったと今は思う。
狼煙という、
大きなエネルギーを持ったデカイ船に、
タイミングよく乗らせてもらえた事は、
めちゃくちゃラッキーな事だった。
今までのソロの活動は、
手漕ぎの小舟。
比べものにならないくらいの、
機動力とスピード感。
そこから見えた景色もスケールがデカく。
そこでだから得れる感覚や醍醐味。
この先の航海はどんな景色が待ってるんだろう。
そう思ったのと同時に、
芽生えた違和感。
ソロ活動と並行してのバンド活動の中で、
時間ばっかりは有限で、
自分がどこに費やすのか。
選択に迷いが生まれてきた。
そして気付かされる事があった。
また狼煙で歌いたくなっちゃうんじゃないか。
揺れていた。
"もう2度とこのメンバーとステージに立つことはできなくなる"
その覚悟のもと、
それでも辞めるのか?
極論ぽいが、
人との関わりの中で、
やると決めた自分だから、
そこまで自問して、
揺るがないYESが出せるなら、辞めようと。
辿り着いたYES.
やっぱりオレは、
"手漕ぎの小舟で行こう"
手触りをもって、
その感触を確かめながら進もう。
そうやって少しずつ船を大きくしていけたら。
いつか乗ってた狼煙の船くらい、
自分の船が大きくなったら、
またいつか、
今とは違う場所で会えるかもしれない。
狼煙の船は、
ここで降りよう。
2年間の航海、
未知との冒険だった!
大きな財産となる経験をもらった。
メンバーと、
狼煙と関わる上で出会えた場所、人達に感謝!
本当にありがとうございました!
#けじめ

