「癸丙」の「暗雲が太陽を覆う」 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
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主宰 田中宏明

占い師育成サロンの第23講座をアップしました。

早期に申し込まれた方は、近々、ご視聴いただけると思います。

このなかで、精神疾患の男性の八字、そして欽天四化の命盤を掲載して詳しく説明させていただきました。





八字でみると日干・己。

年上に癸の偏財、月上に丙の正印が出て、烏雲蔽日(ウーインビーリー)「癸丙」の「暗雲が太陽を覆う」の命。

身強の命で偏財は用神であるものの、母の星の正印の作用を駄目にし、また水が強勢で乙木(神経系統)を「漂」にしている災いの星でもあります。

つまり、お父さんの厳しい躾や教育、また倅(この男命)に対する過度な期待・・・

また両親の不仲・・・

そうしたものがこの男性を精神的に追い詰めたものとも思われます。


【余談】
この男命を欽天四化でみると、福徳宮に生年A。
元来、このような人は精神病とは無縁の人が多いはず。
しかし、疾厄宮に自化Aがあります。
これでA-Aとなり、福徳宮のAが身体から抜け出した・・・
ともみれる危険な象意となっています。

また、ホロスコープでは天王星がACにコンジャンクション。
その天王星が水星とオポジションです。
これでかなり神経過敏な人。
いいようにこれが作用すればいいですが、この天王星はキロンともオポジション。
かなり精神的に厳しい様相です。
人によって欽天四化または八字に、あるいはホロスコープにはっきりとした象意が出てわかりやすい場合があります。
3命術を併用するメリットは大いにあると思っています。


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