本多先生の示唆に富んだお言葉ですね.
— 田中宏明の「欽天四化派の紫微斗数」 (@kinten_tanaka) June 19, 2021
阿部泰山先生の直弟子の方が、「これ(占い)で儲けたら駄目だ」というお話をされていたそうです.
過去、占い師は、人助け=聖職者?というお考えの方も多かったと思います.
でも食べていけないと続けることはできません.
占い師の確固とした職業観は大切ですね. https://t.co/dcio26YHNx
上記のツイートに加えて、さらに申し上げたいことがあります。
占い師で食べていけない人には、大きくわけて二種類あると思います。
ひとつは、上記のツイートのように、占い師をやる動機そのものが「儲けてはいけない」という聖職者的発想の方です。
そのようなお考えを持つのは崇高で否定はしませんが、どんなにいいことでも続けないと意味がありません。
もし、それをするなら慈善団体等として寄付などを募ってしかできないと思います。
しかし、現在ではこのような発想でされている方はごく少数のように思います。
もうひとつは、占い師という仕事を本業、副業を問わず軽く考えておられる方が少なくないということです。
言葉を変えると、マネジメント的思考がなく、趣味の延長としてやろうという安易なお考えの方が多いということです。
言わずもがなですが、占い師はどこかの占いの企業に所属してやる人は別として、個人事業主です。
営業、マーケティング、経理等の最低限の経営の知識は不可欠。
そうしたこともまったく勉強しないで、独立して占い師をするのは無謀とえるでしょう。
そして、わたくしが痛切に感じるのは、占いの鑑定や教授業(スクール)にもっとも欠けているのは顧客目線ということです。
これはわたくしも肝に銘じていることですが、さらにお客様の満足を高めるために何ができるか? を常に考えなければなりません。
経営では当たり前のPDCA的な考えが、占術を業とする人には少ないように思います。
しかし、逆もまた真なりで、このような発想のもとにきちんと行動できる人は、占いで稼いでいくのはそんなに難しくないとも言えそうです。
占い教室・占風鐸
田中宏明
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