台湾台中にいます。
陳老師のご指導は、日ごとに熱く感じられます。
さて、日本の四柱推命では混同して使いがちですが、身強と身旺は違います。
陳老師よりあらためてご指摘を受けました。
簡単にいえば、身強とは建禄格や羊刃格のように、月支に本気で比肩、劫財が出て日干が強い命式です。
それに対して身旺とは、月支に本気で印星が出て、日干が生扶されて強い命式のことです。
これは大きな違いがあることを再認識した次第です。
身強の人は、自立心旺盛で、積極的な人です。
計画心もあり、怠惰は嫌いです。
欽天四化紫微斗数では、來因宮が自立格のような人です。
それに対して、身旺の人は「貴人多」です。つまり、助けてくれる人が多いということです。
しかし、志が乏しかったり、計画性もあまりありません。
積極的でない人もいるようです。
欽天四化では、來因宮が子女宮や父母宮の他立格の人、あるいは福徳宮、田宅宮の祖蔭が厚い人といえます。
わたくしの倅は身旺の偏印格です。來因宮が福徳宮、生年干は癸で、生年A、B、Cが女性の星です。得人だと親の目からみても思います。
また、いままでもうひとつよく分からなかった化気格についてもお教えいただきました。
欽天四化紫微斗数では、向心力の深い解釈、12宮の知られざる深い意味、大運の順運・逆運は運勢に大きく影響、BD天地定位の深い意味、AD・BD・CDの先天象は人生を左右する、受験占(飛星派の受験占より高次元)、はじめて知った六條線(六線法)の真意、大師級の五術の使い手はどのような命盤?、・・・、そして、圧巻は応期(発生する時期刻限)看法です。
少林寺の袁阿祥老師が九天玄女様(神様)からの天啓によって欽天四化紫微斗数は誕生したということですが、陳老師の祖父とお父様が袁老師の直弟子でいらっしゃいます。
欽天四化は旧くて新しい、しかし最高級の命術であることは間違いありません。
このような言葉では言い表せないほど素晴らしい教えを伝授していただける機縁に感謝しかありません。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸