紫微斗数を勉強してよかったのは、四柱推命の命式では解読できなかったことが分かるようになったことです。
たとえば、つぎの方のような命式の解読はなかなか難しいと思います。
時 日 月 年 大運 歳運
甲 甲 癸 癸 戊 甲
子 戌 亥 卯 午 午
この方は、昨年、2014年(甲午)に心筋梗塞で他界された方の命式です。
この命式の場合、戊癸の干合や亥卯、午戌の半会などをどのようにみるかがポイントです。
しかし、欽天四化の紫微斗数では、去年は健康面、とくに心臓の病気には最大限注意であることは簡単に分かります。
戌の宮に生年科がありますので、この方は生来、心包(心臓の機能)には問題を抱えておられます。
そして、午宮は心臓の臓器そのものをみますので、去年は健康宮位の天地人が三つ重なって自化忌なので、心臓の病気が発生する確率が上がります。
自化忌は生年忌の宮をみるのが欽天四化の法則なので、みると亥宮が本命宮、大限奴僕宮、流年奴僕宮で貪狼のD-D。
非常に生命の危険が迫る年であることが判別できます。
このケースでは、午宮と亥宮は自化忌の串聯ですが、病気や意外は串聯していても凶意は免れません。
このように、四柱推命での後天運看法はかなり難しいですが、欽天四化の紫微斗数では四柱推命よりは容易な場合が多いです。
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きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸