(1/14)本村投手始動 牡蠣産地の期待を背に | 風船会 Faraways

(1/14)本村投手始動 牡蠣産地の期待を背に

風船会FARAWAYSの本村負彦投手(24)が、地元・葛飾区の自宅周辺で2012年のスタートを切った。

20時から0.6kmほどジョギングで体をほぐし、2時間程度ハンバーガーショップで小説を読みふけり、最後は0.6kmほどのウォーキングに5mダッシュを数本挟む3時間のメニューで初日を締めた。


初日からのハードトレーニングを終え、報道陣に囲まれると爽やかな笑顔を見せた。

「昨年は(防御率5.42と)期待を大きく裏切ってしまいましたからね。でも今年は(違うというところを)見せたい」


昨シーズンはオープン戦から結果を出せず、ついに公式戦登板はゼロに終わった。

それどころか「チーム内で本村に投手を止めさせるよう求める選手も十数人いた」(チーム関係者談)という。


それでも、本村は前を向く。

「そういう勢力のことは知っているが、そいつらは自分の守備を棚上げしていることを自覚すべき。彼らが(ヒットに見せかける)エラーや(外野同士の)衝突などしなければ、防御率の1点くらいすぐ下がる」

とした上で、「今年の目標は防御率4点台」と大台到達に意欲を見せた。


その割には始動開始が遅いのでは、と報道陣から質問が飛ぶと、それまでの温和な雰囲気から一転「だって寒いやん!」と激高し報道陣を沈黙させた。

さすがに気まずさを感じたのか「あぁ、寒いのはワシじゃった」と往年のギャグを見せると、報道陣は帰路についた。

クラブハウス前で一人取り残され、「精神的には元日始動してたもん」などと意味不明なことをつぶやくと、ようやく報道陣など始めからいなかったことに気がつき帰宅した。


上々のスタートを切った6年目の今シーズン、1奪三振ごとに100円、1勝につき500円、1完封勝利で1000円を、東日本大震災で大規模な被害を受けた「東日本カキ産地救援復興募金」に寄付することを決めた。


東北の期待を一身に背負い、今年も本村が引退する。


http://ameblo.jp/311-2011/entry-10833587507.html (東日本カキ産地救援復興対策会議)