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「風輪記」 オホーツクじみりん林道データ集

博多っ子オホーツクライダーによる北海道移住日記と林道データ集です!
やっぱよかばい! 北海道!

■オホーツク じみりん データ集■

【古代線林道】



=出入口=
・国道333より道の駅方面(奥白滝上支湧別線)へ入る
 道なりに2.7kmほど進むと右手にダートの脇道がある
 80mほど進むとY字分岐、左手にすすむ
 (看板無し)

・行き止まり

 
=支線=
不明


=交通量=
ほぼ無いと思われる


=動物=
熊糞はみていないが生息域である


=じみりん度=
ニヤリ


=MEMO=
出入口が非常に分かりづらいので探し出すのに苦労した


ここの町道の同線上には

クワキン、古代線、石器の沢といった林道が並ぶのだが、
この古代線だけは今までどうしても見当たらなかった

それもそのはず、
普通に見れば横に隣接して建っている、
ロッジの裏手の通用路にしか見えないので
以前から気にも留めていなかった

 

画像左手の細い脇道が古代線林道である

 

しかし今回、よく見れば

脇にひっそりと申し訳なさそうに佇む

ダート路があるではないか

ただ実際の古代線のゲートはこの分岐点からではなく
もう少し先まで林道を走るようになる

 

 

 

ここがゲートだ。

しかし、時期的に多少の落ち着きがあるものの
藪っぽく廃道感たっぷりである

 

シーズン中は藪で覆われていたため

おそらく入口が分からなかったのかもしれない

 



路面は全般に土ダート、手入れはされてはいない

 



起点からはほぼ直線ダートで、ゆるやかな上りが奥へ続く

 

 

 

斜面側の路肩は緩く、片側はバイクの目線ほどの高さの藪

薄暗さもあり、正直、不安をあおるような雰囲気の線である

 

獣臭も感じられたが当然と言えば当然。慎重に進む

 



徐々に幅員は狭くなり、視界が圧迫されるようだ

 

路面は奥ほど不安定になっていく

 


中盤は転回できない狭さのため注意が必要

今までの経験上から、先の路面状態を確認するため

 

バイクを置いて歩いてチェックしていたところ

右前方から低い唸り声のようなものが聞こえている

 

野犬にもヒグマにも唸られたことはあるが

ちょっとどちらともいえない

 

 

姿は見えないものの繰り返しているのでやはり危険と感じた

後ずさりしながらバイクまで戻って森林手前の開けた場所まで退避

 

残念ながら途中データで終わってしまった

見通しのきく場所まで退散。この地点は多少ながら山並みの景観も望める

事前データではここは短距離のピストン林道なので
行き止まりの終点まではそう時間はかからないとは思うのだが、
ヒグマの事故は

距離や、時間はまったく関係のない突発的なものであるため
引き際も肝心である

走行する方は十分な熊対策の備えがいるだろう

機会があれば中途データを更新したい


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この林道データは私の主観的なデータに基づきます
林道という性質上、当然ながら記事掲載時から時間と共に
路面、景色、通行状況は変化すると思います
年間180日以上、日々あちこちの林道を走っておりますので
状況の変化に気付いた場合は更新いたします
また、ご自身で走られてお気付きの点がございましたら
お知らせいただければ追記いたします
安全なライディングで林道ライフを楽しみましょう!
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