【阿波墨錦】
墨を流し 櫛目最上柄の木です
墨を伴った縞(紅牡丹の縞や摺墨の縞はまた別の部類になります)に共通する特徴として
どうしても縞の面積が増える程、墨は減ってしまいます
しかしそんな中この木は 墨を引き 櫛目最上柄の
黄縞の良いバランスを保った 最上芸 最上柄の
木です
【阿波墨錦】
徳島生まれの秘蔵っ子【阿波墨錦】です
ぱっと見は黒牡丹の黄縞にしか見えませんが
【阿波墨錦】は墨を引く品種ですので
黒牡丹や吟風や建国の様に
多彩な芸に変化し私達を楽しませてくれます
【黄色の縞】【白色の縞】牡丹芸の変化品種も
あります
20年数年ほど前に半田素麺で有名な徳島県半田町で発見されました
当時は【半田錦】と呼ばれていました
その後【阿波錦】と改名されてある程度に増殖されました
その中でも 墨がはっきり確認できる物が
【阿波墨錦】と呼ばれています
この木は墨がたっぷり流している
【阿波墨錦】です
間口7センチぐらいの大きさです
墨を流し 黄縞の 類い稀な
ここまでの芸は中々ない希少 櫛目
最上柄 最上柄の
【阿波墨錦】です
こんな これから先の 変化が
楽しみな 希少山採り品種があるのも
富貴蘭の楽しみです
《富貴蘭を楽しんで》