「明石家さんま「老害化する笑いの天才」の限界」

なんて記事が目についた

 

私はお笑いが好きだ。

疲れた時何も考えず、ただぼっとお笑い番組を見ていると心が休まる。だからお笑いをやっている人は総じて皆大好きだ

 

時折ブログなどでお笑い芸人を厳しくコケ降ろすライター記事を見かけるが、そんな時書いた人のネームを確認する

 

ああ、彼か、彼女か・・・

大体書いた動機、否書かされた背景が想像つく

 

大物芸人の悪口は中々載らない

しがらみ、忖度、色々あるが、載り始めたら注意が必要だ

 

大物芸人を叩く記事は、どこか大物プロダクション、あるいは出版社が許可を出したことだ

 

許可が出るということは、その大物芸能人に陰りが見え始めたことを意味する

 

サンマさんは長い間第一線に君臨し続けている数少ない大物お笑いタレントだ。

一応吉本所属になっている

 

吉本と言えば、自社所属の大物タレントは大切にする

さんまさんは吉本のドル箱だ

その彼を「言葉の綾とはいえ、老害と銘打った記事を載せた。

記事を書いたライターは、ラリー遠田さん。

 

WIKIPEDIAによれば

東京大学文学部卒業後、番組制作会社勤務を経てフリーライターになり、お笑いに関する評論やインタビュー、メディア出演を行う[3]2010年平成22年)から吉田正樹事務所とマネジメント業務に関する業務提携、現在は所属メンバーとして活動している[5]

2011年4月にお笑い専門ムック『全方位型お笑いマガジン コメ旬』を出版。

 

となっている。

吉田正樹事務所の吉田さんは、渡辺エンターテェーメント代表取締役もやっている

一応吉本とはライバル関係にある

 

ラリー遠田は書籍でダウンタウンを称賛する雑誌を出している

 

今回の吉本騒動で、サンマさんは元社長派ではなく、追い出された旧社長派に属していた芸人さんだ

勿論、サンマさんは大物の域を超えてるから、実質的にはどの派閥にも属していないが、ダウンタウンをバックに勢力を増してきた元勢力にとっては、ほんの少し鬱陶しい存在かもしれない

 

ここにきて、サンマさんバッシングの記事が出た

 

書いてあることはソフトで、決して揶揄もしていない

少し陰りが出てきたかなあ?という程度の記事だ

いや違うか、読みようによっては揶揄にも感じる

 

問題はこの少し陰りが出てきた雰囲気の記事を出せたことが大きい

小出しにして、そして世論の動向を見てみる

あまりパッシングめいたものがなければ、もう少しどぎつい記事を載せてみる

 

大物芸人落としの典型的な方法だ

いわゆる未来に向けての引退宣告だ

 

これが悪い事だとは思っていない

事実を書いているんだろうし(少し誇張はしているが)

本人が(サンマさん)が自覚すれば収まることでもある

 

言っておくが、これはあくまで私の斜め思考した偏屈的考えであって、決して事実だといっているわけでない

 

世の中とは、こんなふんわりした出だしで、人が消えていくものだと言いたかっただけだ

 

ただ、いみじくもラリー遠田さんが書いているように

 

「ただ、「お笑い怪獣」の異名を取るさんまにも、いつか確実に終わりの日は来るのだ。さんまが「嫌いな芸人」部門で1位になったという事実は、後から振り返ってみれば彼にとっての「終わりの始まり」になるのかもしれない。」

 

この記事が載せられるようになったことは、まさしくさんまさんにとって、終わりの始まりになるだろうと思う

 

そろそろ引退してほしいな?と思っている勢力の力が増してきた事を意味する

 

大物にしろ、若手にしろ、バックに擁護してくれる権力があってこその存在だ。

バックアップの力が削がれていくと、その人の芸人としての露出度は大きく減っていく

 

どの世界も、結局は権力競争が存在する

分母が大きく、分子が小さければ当然そこには「選択」が生じるはずだし、この選択に平等は中々伴わない

 

あるものにとっての平等は、あるものにとっての不平等

誰にとっても平等なんてことはありえない

出来うることは、機会の平等。

これしかない

 

さんまさんは大好きな芸人さんだ

それなのに「老害」というキーワードがお笑い的な使用でなく、生の言葉として記事になり、発表されたことに少し驚いている

 

終わりの始まりにならないことを

切に願っている

 

 

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