ある集会で、二十代の若者が、お勧め本で
日本人は貯蓄が嫌いで貯蓄しない人が多いと力説していました。
本に書いてあるというのです
嘘だろ、私の認識では日本人ほど貯蓄好きな人はいないという認識を持っていたのに
ネットで確かめてみたら
OECDでは約38か国の家計貯蓄率を毎年統計しています。21世紀に入り、ずっと1位を続けているのは中国。最高だった2013年には38.46%の数字を記録し、最新統計の2015年でも37.07%となっています。一方、国が財政危機に陥ったギリシャやラトヴィア、ポルトガルなどはなかなかマイナスからの回復が難しい様子を見せています。
日本はどうかというと、2013年のマイナス以来徐々に持ち直し、2015年には0.82%で38か国中30位(下から9番目)、2016年には2.56%で31か国中21位(下から10番目)まで回復しました。2016年の調査で日本より貯蓄率が低いのは、G7の中ではイギリス-1.11%だけ。ドイツ9.69%、フランス8.16%、アメリカ5.04%、カナダ3.28%、イタリア3.09%と比べて、まだまだ見劣りします。
本当に低くなっている
ちなみに貯蓄をした時の金利を見てみると
アメリカ2.91%、イタリア2.74%、韓国2.66%、イギリス1.42、フランス0.75、ドイツ0.33に比べ、日本は0.03です(2018年6月)。
驚異的な数字です
0.03なんてまさに桁違いです。
それでも日本は貯蓄が多くお金を使わない。もっと使わそうと、政府もマスコミも言い立てます。
まことしやかに、お金を預けたら手数料として、逆金利をかけようなどとの話も出ています
しかしマスコミから流れてくるのは
貯金するからお金が市中に回らないんだ
もっとお金を使わないといけないんだ・・と
なんだか騙されているみたいですよね
最大の原因はやはり
高齢化が影響しているのでしょうね
貯蓄の多い高齢者は収入がないから
それで食べていこうとしている
ちなみに貯蓄率の計算方式ですが
【2017年の貯蓄額】÷【2017年の手取り年収】×100
で、でてきます。
低金利をせめてもう少し、世界水準並みにしたら
金利で食べていけると安心して
消費に回す人も増えるだろうに
それにしても
この低金利で
貯蓄率が伸びないなんて
あたりまえでしょうに
ゼロ金利で
挙句に降ろすときは高い手数料を取る
やってられませんよ
しかも若者は
貯蓄が出来る状態じゃない
それでもまだ、庶民から金を吸い上げようとしている
国の政策
なんか、間違っているような気がするけどなあ