2018年の今頃、突然発症した「謎の難治性顔面皮膚炎」

脂漏性皮膚炎の診断から、抗真菌軟膏とステロイドロコイドを処方され、たった二週間でステロイドによる副作用の酒さ様皮膚炎に移行。ここから…。

真菌・アクネ・ピーリング的な外用薬を処方され、

脂肪分泌を抑えるシナールやビタミンB群の内服を処方され、

まじめに「謎の難治性顔面皮膚炎」と向き合ってきました。

金属アレルギーの線も疑い、パッチテストの末

三種の金属アレルギーが判明。

去年、約半年がかりで歯科金属をすべてレジン・ハイブリッド・ジルコニアに交換。

一年が経過しました。

かなりましになってはきました。

でも、まつ毛の毛穴・まぶた・唇周囲・鼻に、いまだに毛嚢状のブツが出たり引っ込んだりしています。

昨年11月末には更年期の影響も視野に、

「ホルモン補充療法」も始めました。

しかし。

それ自体では完治ということにはなっていません。

一体…。

私の体の

どこにこの「謎」の真犯人が潜んでいるのか?

わかんないまま。

今年に入って、

「プラセンタ注射療法」も追加。

現在までに20回注射を。

確かに。

体力がついて元気にはなってきました。

ところが、皮膚炎そのものに対しては、特効的な効果を感じられるとまでは判断できないような状態です。

しばらくはこの小康状態を保って様子を見るしかないなと思っていた矢先…。

先の更新の通り↓5/25日に腸炎発症。

 

もはやこれまでか。

と諦めの境地に立たされてしまいました。

幸い、どちらかというと軽症であったため、

若干の食事制限で一週間ほどの安静で現在のところ治まっています。血液検査結果も、肝臓腎臓を含め、炎症反応腫瘍マーカーいずれも異常がなく、念のため後日大腸内視鏡を受けることで落ち着きました。

で、思い出したんですが…。

5/25日に血便が出て、大騒ぎになる三日前のことです。

5/22日ヘアサロンへカットに行きました。

入店してすぐに検温。

手のアルコール消毒。

ただし、いつもなら、アルコールにかぶれる私の場合アルコールでない消毒薬を使うのに、この日に限ってアルコールを使ったのです。アルコールがまだ乾いてない手でお財布を取り出し、受付でヘアサロンのメンバーズカードを取り出しました。

それから数時間後、自宅へ帰って、昼ご飯を食べようとした時、

右手が真っ赤にかぶれて、じんましん発生。

左手にも若干湿疹っぽいものが発生していました。

この時、

「あー。アルコール消毒触ったからやろな」

と、わりとすぐに気づいたんですよ。

もちろん。ヘアサロンでカット終えて以降、帰宅するまでに何回も手を洗いました。ハンドクリームで保湿もしていたのです。

だけど。

アルコール消毒はやっぱり怖いなぁ。

思いました。

それから一時間ほどで、蕁麻疹とかぶれは治まりました。

でもね。

なんか手がおかしい。

指の間に違和感がある。

じいっと両手を観察してみたところ、

「なにこれ?」

指や手の平に、こまかい「水ぶくれ」みたいなものが発生してました。ちょっと考えて、

「あ、たぶんあれだ。汗疱」↓

 

謎の難治性顔面皮膚炎を発症してからというもの、ありとあらゆる可能性を検索追及しまくったので、症状の当てはまる「汗疱」と断定。さらには、私は金属「クロム」にアレルギーがあるのですが、

お財布の革。

これを鞣すために使われる薬品が「クロム」なんですよね。

これまで、お財布は身に着けているものではないし、長時間握りしめたりすることがなかったので、クロムのことは知っていましたが、特に不具合もなかったし問題視してこなかったのです。

この時の推測。

アルコール消毒のアルコールが揮発しないままお財布に触れたのでクロムが手にアレルゲンとなる状態で吸収されてしまった。

から、お財布の触れた部分に「汗疱」が発生した。

ところが、この「汗疱」の連鎖か?

翌日には手の甲にも湿疹がひろがりました。

さらには数日遅れて両腕にも湿疹が出始めました。

「クロム」湿疹が感作でひろがった?のか?

それとも、ホルモン補充療法の薬の副作用で肝臓か腎臓が悪くなってきているのか?

これは一度血液検査せなあかんなと思った週明け

5/25になって血便騒動となったのです。

あれ?これって?

この時の汗疱って、もしかして「腸炎」の前兆だったの?

と。

血便騒動で血液検査をした結果。

腎臓肝臓には何も異常がなかったですし、「汗疱」は確かに腸が切れて以降みるみる衰退していきました。

うーん。

もしかしてだけど。

皮膚炎の「真犯人」って、腸の炎症やないの?

腸の中なんて見えないから、いつごろから腸壁に炎症が起きていたのかはわかりません。

出血にいたらなかっただけで、腸壁に炎症が起き始めた期間は、もしかすると何年も前とかかもしれません。

腸壁が炎症。

腸壁からアレルゲンが体内に漏れて循環。

謎の難治性顔面皮膚炎発症につながったんじゃないの?

だとしたら、今回の出血で炎症部位が再生したら、アレルゲンの漏れが止まって皮膚正常化される?

大腸内視鏡で大腸の他の部位に異常がなく、今回の炎症出血ヶ所が修復されているかが分かれ道?

すべて「仮説」の話なので、今のところ立証出来ませんが、

「真犯人」の尻尾がちらりと見えたかもしれない。

転んでもただでは起きぬ精神で、検証を続けたいと思います。