三年前から発症した謎の難治性顔面皮膚炎を突き詰めていき、皮膚科・耳鼻科・歯科・内科・整形外科・肛門科・眼科・婦人科・泌尿器科

と、

総合病院なみのラインナップな科を「不具合が発生」するたびに受診。もう、入院させてくれ。全部調べてくれ。そうでなければ、「もう人生を終わらせてくれ」というところまで追い詰められながら、現在のところたどり着いている皮膚炎「スイッチ」となったらしい、

「更年期」

昨年11月末に

「HRT・ホルモン補充療法」を決断。

今年に入って

1月から「プラセンタ注射療法」も決断

実行しました。

正直、もうこれ以上の打つ手はありません。

プラセンタについては現在7回目。

断言出来ませんが、なんとなくまつ毛の根元の毛穴の脂漏性皮膚炎である「眼瞼縁炎」がプラセンタ5回目の二週間前あたりから治まってきているような雰囲気です。

炎症によって赤みがかっていた両目の下のまつ毛の毛穴が、

普通の肌色になってきました。

まつ毛毛穴の脂漏性の白ブツの発生頻度も減ってきたような感じです。プラセンタ注射が及ぼす顔面皮膚炎への効果については、引き続き経過観察したいと思います。

さて本題に。

この女性に悪いほうに人生が一変してしまうほどの大きな影響を与える「更年期」

「更年期障害」と言えば、必ず列記記載されている

ホットフラッシュや不眠・動悸・のぼせ・めまいなどなどの症状。

だけどこれは、

あまり恥ずかしくない更年期障害だから、代表的な例えとして列記されているので、更年期障害の深刻なのは、上記のような自律神経系なのではなく、

尿便失禁・性器萎縮・萎縮性膣炎・子宮膀胱などの臓器脱といった内臓生殖器系にも及ぶ「女性器」そのものと周辺部分の障害のほうなのです。

更年期適齢女性の皆さん。

まず、ご自身の「女性器」観察したことがありますか?

顔と同じように、普段から、異常がないか確認されていますか?

多分、

ほとんどの方が、じっくりと自分の「女性器」を見たことがないのではないかと思います。

さらには、定期的に「レディースクリニック」で女性器を診察してもらっている「更年期女性」は、もっと少ないのではないでしょうか。

なぜなら、

私も含む大多数の日本女性は、「生理」と「妊娠」「出産」に関して、ほんの少しだけ学校で「性教育」らしきものを受けましたが、「更年期へ向かっていく女性性の過程」なんてのは、どこの誰も教えてくれてないし、知識として持っていないからなのです。

あなたは、ご自身の女性器が、年齢とともに生理がなくなり使わなければ排泄機能だけ残して自然と老いていくものだと信じているのではないですか?

結論から書くと。

残念ながら、それは「間違いです」

女性器は更年期近くなればなるほど、きちんとお手入れしなければ病気を含め、さまざまな障害が出てくるものなのです。

いわゆる「下のトラブル」にならないようにするには、お手入れは必須です。

「下のトラブル」の代表的なものは「膣炎」

でも、こんなのはまだ「風邪」程度のありふれたもので、そんなに驚くことではありません。

私の場合は、

何度か炎症を繰り返した後で、普通に座っているときの些細なこすれだけで、皮膚萎縮から皮膚が切れて血が出てしまうこともありました。

そこまできて、はじめて、

「これはきちんと知識が必要」とこの本に行きついたのです。

 

 

この本の中には、女性なら知っておいたほうが良いことが、いくつも書かれています。

その手入れ方法まで書かれています。

ただ…。

ここに書かれている「女性器」の手入れ方法は、必ずこうしなければならないと思わなくて良いです。

とりあえず、死ぬまで付き合わなくてはならない「女性器」はこういうものなのだということを知る「参考書」だと思ってください。

目から鱗ですよ。

考えてみれば、年齢を重ねて、顔・体はお手入れするのに、

同じ皮膚や粘膜である「女性器」だけは、なんのお手入れもしなくても「大丈夫」なんてはずがないのです。

私のように精神的にも追い詰められてしまうほどの「更年期障害」にすでに当てはまっておられる方は、治療が必要です。

本より先に速やかに信頼出来る「レディースクリニック」を探して受診されることをお勧めします。

そのうえで、自分の「女性器」について知識を深め、お手入れされると良いと思います。

特に「保湿」これは、もう必須です。

更に、周辺筋肉をほぐしてやることも重要です。

そういう私も、もし「謎の難治性顔面皮膚炎」にならなければ、

なんの知識も持たずに、ある日突然、顔面皮膚炎より深刻な「下」の事態に遭遇することになっていたかもしれません。

一日も早く「難治性顔面皮膚炎」から解放されたいけど、

女性にとって重要な知識をもたらしてくれたきっかけとなったことには、「皮膚炎」」に対して感謝しています。

 

一人でも多くの謎の体調不良で悩んで苦しんでいる更年期女性が、適切な治療と知識で救われますように。