10月31日から11月6日まで大阪あべのハルカス近鉄本店で行われた、
生誕90年  池波正太郎展へ初日に出掛けました。
{1CB39321-3E82-4FDD-AF20-4B80CB6FFA47:01}

一週間しか会期のなかったこの展示ですが、正直、
うーん…。
な、内容でした。
代表作の生原稿、テレビ化された台本、執筆されておられた部屋の再現…。
なるほど…。
とは思いますが、何せ文字説明が多すぎて、読むと展示物が見られない。
展示物見ると、壁にある文字説明が長過ぎて他の入場者とショーケース前で長時間並ぶ事になるという感じでした。
鬼平犯科帳の五鉄のセット再現。
鬼平の衣装・小物類の展示もありましたが、演ずる役者の入っていない衣装から感じるものはあまりありませんでした。
池波正太郎さんの鬼平は全巻あります。ごく初期のころの時代劇ではない小説やエッセイ類も、たくさん持っています。
が、なぜだろう。
一枚だけ飾られた生原稿より、印刷されたその一冊を読むほうが心に迫る気がしました。
語弊があったらごめんなさい。
なんとなく、展示物に魂が感じられなかったんですよね、少なくとも、がーこは。
これは、もう魂の抜けてしまった展示物だ。
と、そう見えました。
ただ、その中に一つだけ、がーこが唸った展示物がありました。
それは、緒形拳さんが演じた藤枝梅安の衣装。あれは、間違いなく実物だと思います。
衣装から生きた人間が発するような強烈な色気が漂ってました。
まるで、緒形拳さんその人がそこに衣装着て立ってるような気配まで感じると言ったらわかりやすいでしょうか…。
演じる人の魂は演じる人によっては、衣装に気配として残るものなんですね。
あれだけは、見る価値があったと思います。