隠密行動シリーズの第7回更新です。

 前回更新からの続き。
 老舗記念館の二階部分には、加賀の婚礼模様として、「花嫁のれん」「結納品についてくる加賀水引」などが、ずらりと展示されています。

 まずは「結納目録」↓

 
$がーこの世界観-老舗資料館


 派手な「水引」をつけてずらりと並ぶ「結納」の品・品・品…。

 本当、すごい細工の「水引」が目を引きます↓「睨み鯛」

 
$がーこの世界観-老舗資料館


 「花嫁のれん」↓
 
$がーこの世界観-老舗資料館


 「袋帯」には「夫婦亀」の水引↓
 
$がーこの世界観-老舗資料館


 「振袖」や「ネックレス」にいたるまで、ありとあらゆる品にのっかる「水引」に圧倒されます↓
  
$がーこの世界観-老舗資料館


 そんな派手な結納品の数々の中で「がーこ」の目を引いたのが↓「子持ち昆布」 
 
$がーこの世界観-老舗資料館


 なぜかこれを見た途端、「忠臣蔵」に出てくるワンシーン。
 「吉良」さんのところへ「小判」ではなく「昆布」と「鰹節」を持って行って「恨み」を買ってしまうという部分が思い起こされて…もちろん誰も見てきたわけじゃないから、後世のアレンジも相当加わっているのだろうけれど、それでも、もうちょっと気のきいた物持参しておけば良かったのに。と「豪華絢爛」な「結納品」とはまったく無縁のところで脳みそが動いてしまった「がーこ」です…。

 そんな「がーこ」の目が「ターゲット」発見!「ロックオン」されたのがこちら↓
 
 
$がーこの世界観-老舗資料館


 これは、金沢の婚礼にはつきものの「五色生菓子」という「祝い菓子」 
 一番上から「月」を現わす「酒まんじゅう」「山」を現わす黄色く染めた米粒を表面につけた「いがら餅」「水田」を現わす「蒸し羊羹」「日」を現わす紅粉をつけた「丸餅」「海」を現わす「ひし形」の「餅」で、金沢で過ごした人なら、一度や二度は近所の婚礼のおすそわけで「口にした」ことがある「和菓子」です。

 この金沢市内でしか流通していない、しかも婚礼用の、当日限りしかもたない「生菓子」の、「山」を現わす「いがら餅」が子供のころから好きで、今回どうしても食べたかった「がーこ」古い記憶をたどり、ある老舗和菓子屋でこのお菓子を大阪へ戻る直前に手に入れ帰宅後食べました↓購入したのは「酒まんじゅう」を除く四種類

  
$がーこの世界観-五色生菓子


 ついに、「いがら餅」を我が手に↓つやぴかな「いがら餅」を「あーん」ぱくり。あぁ…子供の時に食べたのと同じ。懐かしい…味でした。
 
$がーこの世界観-五色生菓子


 
$がーこの世界観-五色生菓子


 今年に入ってから、体調不良もろもろが重なり、食が細る事が多かった「がーこ」ですが、久しぶりに「いろいろ」食べてみる気になった旅でした。

 まだまだ食べてきた物があるのですが、本日の更新はここまで。
 続きは次回更新をお待ち下さい!