今からおよそ二億三千万年前の地球は「三畳紀」と呼ばれる時代で、そこには今の生き物に続く長い長い道のりの「始祖」がありました。その地球最古の生き物の世界へ先々週「旅をしてきました」

 
$がーこの世界観-地球最古の恐竜展


 この催しは、現在「大阪・南港・ATCアジア太平洋トレードセンター」内で行われています。↓入場後すぐに出迎えてくれる巨大恐竜

 
$がーこの世界観-地球最古の恐竜展


 この催しが、これまでの「恐竜展」より「優れている」のは、その展示のわかりやすさ。例えば 

 入ってすぐあるこの三体。

  
$がーこの世界観-地球最古の恐竜哺乳類祖先

 これは「哺乳類」の「祖先」の復元骨格標本

 
$がーこの世界観-地球最古の恐竜恐竜類祖先


 これは「恐竜類」の「祖先」の復元骨格標本

 
$がーこの世界観-地球最古の恐竜ワニ類祖先


そしてこれが、「ワニ類」の「祖先」の復元骨格標本

 というように、この展示の三本柱となる骨格標本を最初に分類して見せていることです。「ワニ類」の復元骨格標本の前に「ショーケース」が映っていますが、これが「現物」の化石。この個体は「脊椎」周辺の骨の化石が展示されていました。「恐竜」好きにとって、これだけでも「興奮」ものなんです、この展示。

 というのも、全国各地で開催される「恐竜展」って、意外と「復元骨格標本」もしくは有名個体から型を採取した「化石レプリカ」の展示が「ほとんど」なのです。「看板恐竜」の「現物化石」展示というのは「実はほとんどなかったり」その点、この「地球最古の恐竜展」では実にたくさんの「実物化石」がわかりやすく展示されていますので、「恐竜」好きの「がーこ」もう大興奮で「観察」を始めました上げ上げ

  
$がーこの世界観-地球最古の恐竜

  
 この復元骨格標本は、小さい骨格(左)が「ワニ類」の祖先ファソラスクス。大きい骨格(右)が「草食恐竜」レッセムサウルスです。なんと、小さいファソラスクスの方が巨大なレッセムサウルスを攻撃しているのです。この「三畳紀」は「ワニ類」と「恐竜類」が「種の存続」を賭けた「ライバル」として「仁義なき戦い」のような激しい死闘を繰り返していた時代でもあったのだそうです。

 間違いなく「存在」していたからこそ「発掘」されてくる「巨大生物化石」「恐竜」達が闊歩していた同じ地球に「今の人間」が繁栄しているなんて「不思議」な気がします…もちろん、同じ時代を生きていたらそれはもう「大変恐ろしい」ことなのですが…。このシリーズ次回も続きます。本日はここまで。