さっき、夕飯の後片付けをしてたら、リビングからスウの声が。
「ねえ~っ! 『きたむき』ってどういういみ~?」
・・・スウの質問は、いつも唐突
いきなり単語だけ問われても、よくわからん、と思いつつ・・・
「北の方を向いてるってことじゃないの?」
「『きた』って、なに?」
「・・・北とか南とか、どっちの方向にあるかを表す言葉があるんだよ」
5歳児に言葉の説明をするのって、ホント難しい。
こんな説明じゃ、絶対に理解できないよな と思っていたら・・・
「じゃあ、『おへやはきたむき』って、どうやっておどるの?」
え お、踊るんですか
・・・それはむしろ、私のほうが質問したい
まったく話が見えないので、よくよく聞いてみたら、
どうやら幼稚園で「小さい秋みつけた」の歌を習って、
今度のお誕生日会で踊るらしい。
で、その踊りを子どもたち皆で考える、ってことになってるそうで。
「にほんじんのこたちでかんがえるんだよ。
たいわんじんのこは、にほんご、わかんないでしょ。
すーちゃんとHちゃんは、
『お~へやはき~たむき く~もりのガラス』
のとこのおどりをかんがえなくちゃいけないんだ」
・・・う~む
それは果たして、踊りで表現できるんだろうか
そもそも、「小さい秋みつけた」を踊るって発想が、スゴイと思いません?
あのうら寂しいような、美しいけど切ないメロディ。
あれを踊る幼稚園児なんて、逆立ちしたって想像できない
しかも、改めて歌詞を見てみたら、
童謡とは思えない文学的表現の数々。
(歌詞の引用はいろいろと問題があるので、興味のある方は検索してみてください)
この踊りを、子どもたちに考えさせるの
いやはや、二重にも三重にもビックリ
すーちゃん、悪いけど、お母さんはアドバイスできないよ・・・
一体どんな踊りになるんだか、楽しみ、ではありますが