今日は久しぶりに本の紹介です。
これもブログの目的の一つなのに、なかなか更新できない![]()
今年の目標・・・まだ考えてないんだけど、とりあえず月2回は本の紹介をする!
ブログで宣言すれば、頑張れるだろうか・・・![]()
さて、最近読んで面白かったのは、友人に紹介されて読んだ、この本。
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『妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず』 榎田ユウリ・著
<アマゾンの紹介文より>
突如発見された妖怪のDNA。それを持つものを「妖人」と呼ぶ。お茶室「妖〓(き)庵」の主である洗足伊織は、明晰な頭脳を持つ隻眼の美青年。口が悪くてヒネクレ気味だが、人間に溶け込んで暮らす「妖人」を見抜く力を持つ。その力のせいで、伊織のもとには厄介な依頼が絶えない。今日のお客は、警視庁妖人対策本部、略して“Y対”の、やたら乙女な新人刑事、脇坂。彼に「油取り」という妖怪が絡む、女子大生殺人事件の捜査協力を依頼された伊織は…。
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妖怪のDNAをもつ「妖人」が、私たち人間の世界に紛れ込んで暮らしているという設定が、まず面白い。
あいつ、泳ぐの早いな~と思ってたら、実は「河童」の遺伝子を持っていた、なんて話になるわけです。
で、今回のストーリーでは、ガリガリに痩せた女子大生の遺体が発見され、
その事件に、子供をさらって体から油を搾り取る「油取り」という妖怪が絡んでいるのでは、という憶測が飛び交う。
はたして本当に「妖人」の仕業なのか・・・?
事件の解決に乗り出した新人刑事、脇坂の、どこまでも明るい間抜けっぷりや、
「妖奇庵」の主である洗足の容赦ない、でもどこか優しい毒舌っぷりが笑えます。
脇坂の失言に頭を抱える先輩刑事、鱗田とのやりとりも、テンポがよくて楽しい。
そして、やがて事件の裏にある、悲しい真実が見えてくる・・・。
この本で私が好きなのは、根っからの悪人というのが出てこないところ。
登場人物それぞれの悲しい過去や思いが伝わってきて、グッときます。
一人ひとりのキャラクターも魅力的で、また彼らの活躍を見たくなる。
何となく続編がありそうな終わり方だったし、シリーズ化を期待しちゃおうかな![]()