奈良旅 その11 御霊神社 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

奈良町を散策中 姿を見せた赤い鳥居⛩️

小さな神社ですが 参拝者で賑わっている神社です。

 

 

 

 

ここは 御霊(ごりょう)神社⛩️

 

 

 

 

狛犬さんの足首に 何やら赤い紐がいっぱい。

 

 

 

 

この狛犬さんは 足止めの狛犬

 

 

 

これは 江戸時代から伝わる願掛けで 《家出人や 悪所通い(夫や息子の博打場や酒場 別宅や遊郭 借金通いでしょうね~~笑い泣き)》の足が止まりますように》《子供が神隠しにあわないように》という願いを込めて 狛犬の足に赤い紐を結んだそうです。

また 近年は《恋人とずっと一緒にいられますように》《客足が遠のきませんように》等 縁結びや商売繁盛の願いも込められるようになったとか・・・

 

 

 

赤い紐は 社務所で販売されていて 《叶結び》で狛犬の足に結びます。 

《叶結び》は 結び目の表が《口》 裏が《十》の形になり 表裏で《叶》と言う文字になる事から よろずの願いが叶うと言われているおめでたい結び方です。

(結び方は 手持ち本の《結び方全書》(武内元代 編 池田書店 1988年)を参考にしました)

 

 

 

 

買ってきませんでしたが 社務所では 足止め紐が入ったおみくじも販売されているそうです。

 

 

 

 

境内の右側には 龍神さんの手水鉢

 

 

 

 

奥には 古い福助人形さんも・・・

 

 

 

左側には 枝を張り巡らせた松の木

 

 

 

 

その奥に2つのお社があります。

 

左側の《祓戸社》

 

 

 

 

右側の《出世稲荷社》は開運 縁結びの神様

 

 

 

 

 
 
このお社は 恋愛 結婚の他 仕事や人生等のすべてにおいての良縁との縁結びをかなえてくれるお社で こんなハート型の絵馬があるそうです。
(御料神社のHPからお借りしました)
 
 
 
実は御霊神社に行く途中 美容院の中から撮影機材を持った男性たちが出てくる姿を見ましたが  神社でもこの方たちに会いました。
社務所の隣の建物を出入りする羽織袴姿の外国人男性の姿ががあったので 結婚式か雑誌などの撮影でしょうかね
 
 
こちらは本殿
 

 

 

奥には 立派な火焔太鼓

やっぱりこういうものばかりに目が行く性分ですてへぺろ

 

 

  

 

 

本殿隣の末社は《若宮社》

ここは芸能の神様でもあるので 針仕事の上達をお願いしてきました。

 

 

 

 

奈良町らしい小さな神社ですが ご利益はいっぱいありそうです。

御朱印もきれいなものが沢山揃っているようですよ。