甘草屋敷でお雛様と一緒に展示されていた 額絵や掛け軸
とても色鮮やかで細かい描写のこの作品は 山梨県ゆかりの人物を 和紙の押絵と 立体的な和紙人形を一体化して作ったような技法を使った作品でした。
作者は 志村とみさん。
会場に作者の紹介が無かったので 帰宅してから調べてみようと思っていたら 宿泊したホテルで 大浴場に向かう廊下に同様の作品が展示されていました。
作者名はなかったけれど 同じ方の作品の様・・・
横から見るとよく解るのですが 立体的で 和紙や千代紙の特性を生かした細かい造作に思わず目を見張りました。
題材は 山梨県ゆかりのものだけでなく 季節の行事や 全国のお祭りなども・・・
なによりも《春夏秋冬 お福さん》と題された可愛いい作品は 私のツボにどっぷりはまりました。
志村とみさんは 和紙人形に魅せられて50年 紗耶加人形と名付け 甘草屋敷がある塩山の工房で和紙人形の製作をされている家元さんでした。
できれば もっといろいろな作品を見てみたいと思っていますが 2012年78歳の時に県庁のFBで紹介された記事と 2016年に甲州市で開催された生徒さんとの作品展以外 詳細な情報がなく とっても残念です。
山梨県にまた行く機会があれば 紗耶加人形にまた会えたらよいな～～