相模薬師二十一カ所御開帳 その2 大磯 東光院 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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4月初めに行われた 12年に1度 寅年に行われる 相模薬師二十一カ所御開帳

初日に自宅近くの3カ所を回りましたが どうしてももう1カ所参拝したいお寺があり 御開帳2日目にお参りし 春の玉手箱の準備に追われ ご紹介していなかったので 1ヶ月経ってしまいましたが 覚え書き代わりに書いておこうと思います。

 

そこは 大磯港のすぐ近く 船附山 薬王寺 東光院 真言宗のお寺です。

 

 

 

 

東光院には 気軽に立ち寄れるフリースペースや仏教図書室が整備され 開かれたお寺として知られています。

毎年 秋に開催される 大磯 うつわの日の会場になり 私も みかん灰の器 伊東正明さんの作品を見に行ったり 8年前には 本堂で開催されたチベット民謡のライブを聴きに行きました

 

 

 

海の近くの細い路地から入った東光院の参道には 宝永 享保など1700年代の年号が刻まれた古い石仏や お地蔵様が祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂を参拝します。

 

 

 

 

 

 

本堂中央には 立派な天蓋ががある登高座(とうこうざ)(導師様が座る席)

 

 

 

 

 

 

天蓋の中を見上げると 美しい天女が描かれていました。

 

 

 

 

 

 

正面の中央に 日光 月光菩薩と十二神将を従えた ご本尊の薬師如来様

 

 

 

 

 

 

右側には 真言宗の開祖 空海座像

 

 

 

左側には 不動明王像

 

 

 

ご本尊の前には 参拝の仕方がわかりやすく書かれていました。

 

 

 

① 左側に置かれた塗香(ずこう)を手に塗り 身を清める。

 

 

 

 

②線香を供える

 

 

 

 

③ご本尊の右手に結ばれた五色の糸の結縁網を手のひらに包み 合掌する

 

 

 

 

 

とても穏やかなお顔の薬師如来様に 私も心を込めて 手を合わせてきました。

 

今回の相模薬師二十一カ所御開帳は4月初めの3日間というお寺が多かったのですが 東光院の薬師如来様は 9月26日までの半年間御開帳されているので 機会があれば 是非 会いに行ってくださいな。