ひょうちゃん | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

通院しているクリニックは ビルの2階。

待合室の大きな窓沿いにはカウンター席があり 通り過ぎる人たちや 電車を見ながら待つことができます。

ボーッと人の流れを見ていると それぞれの生き様を見ているような 貴重で楽しい時間です。

 

 

そんなカウンター席の片隅に ケースに入ったこんな子たちが並んでいます。

 

 

 

そう 崎陽軒のシュウマイに入っている 醤油入れのひょうちゃんです。

初代ひょうちゃんは 昭和30年(1955年)に漫画家 横山隆一さんが 瓢箪型の醤油入れに目鼻を描いたのが始まり。

いろは48文字にちなみ 48種類の醤油入れができたそうです。

 

2代目ひょうちゃんは 崎陽軒創業80周年を記念して作られた 昭和63年(1988年)~平成15年(2003年)

イラストレーター 原田修さんが描いた物で 80種類 大きさは2種類 色も4色使い 全部で640種類が展開されたそうです。

子供の頃から慣れ親しんだコルクの栓は この時に ゴム製に変わったそうです

 

 

現在は3代目ひょうちゃん

初代の絵柄が復活し 48種類のひょうちゃんが活躍中。

 

ひょうちゃんには熱烈名コレクターがいるようで 神奈川県出生まれた育った私たちには 崎陽軒のッシュウマイは 駅ビルなどのテナントでよく買ってきた身近な物です。

食べ終わった後のひょうちゃんのほとんどがゴミとして捨てられていましたが  大抵どこのお宅にも食器棚の片隅や 引き出しに いくつか残っているお宅も多いようです。

 

 

クリニックのカウンターで 笑顔や泣き顔で並ぶひょうちゃん 

これは 集め出したら止められなくなりそうですね。

 

 

 

 

 

こちらは 平成27年のひょうちゃん誕生60周年の時作られた 赤いちゃんちゃんこを着た《還暦記念ひょうちゃん》です。

この時には レアなものとして 金メッキ処理をした《金色の還暦ひょうちゃん》も作られたり 純金プチひょうちゃんのプレゼント企画もあったそうです。 。

 

 

 

こちらは 我が家に残っているひょうちゃんです。

10個ありましたが 全部違う柄でした。

 

 

 

こんな風に 小っちゃな花を飾って 箸置きに使っても可愛いですよ。

 

 

 

最近 古道具屋さんなどで ひょうちゃんの姿を古道具屋さんやヤフオクなどで見かけることが増えました。

私が 古道具屋さんで見かけたひょうちゃんは 栓がゴム製の物なので 2代目以降のものだと思いますが 古いひょうちゃんや レアものは コレクターさんの間では 評価が高いようですね。

皆さんのご家庭にも 食器棚の片隅などで ひょうちゃんが かくれんぼしているかもしれませんよ~~